★便利になる一方、先の記事の途中下車や大都市近郊区間の特例のようなお得な制度が、また削られそうな未来が・・。
後払いは、すでにスルッとKANSAIがPiTaPaでやっているので何を今更、という気がします。ただ、記事にあるようにモバイルSuicaでGPS位置情報を元に入出場を検出するとしたら、実乗車経路が追えるので大都市近郊区間の大回りの特例は廃止されそうな気がします。
逆に、実乗車経路と時間が追えるので、高速道路のETCでやっているように、観光や買い物のために途中駅で一時出場してもトータルの料金を割り引いたり、混雑する区間を広域迂回すれば料金割引を付けたりというお得な?新サービスが出てくる可能性もあります。現在は、交通系ICカードでは定期券設定区間を除き、事故や災害による不通時に振替輸送のサービスが受けられませんが(>乗車経路があらかじめ確定できないため)、これも何か改善できそうな気もします。
今年の鉄道関連ニュースでは青春18きっぷの改悪が大きな関心を呼びましたが、この新Suicaの機能を使って、記事にあった「JAPAN RAIL PASS」を内容と料金を変えて、デジタル版で日本人向けにも発売したらどうでしょう?フリーきっぷの形態を取るのか、それとも請求時に対象の利用料金を3割引とか半額に割り引くとか、いろいろ手はあると思いますが・・。