★「水銀条約」の定めにより、蛍光ランプの生産終了は既に決まっています。まだ入手は可能ですが、値段もじわじわと上がって来ていますし、品物も以前のように選べなくなっています。
家庭用によく使われている丸型蛍光灯使用の吊り下げ照明の多くは、天井の引っ掛けシーリングソケットで取り付けられているので、引っ掛けシーリングプラグのLED照明器具であれば、ほとんどの場合簡単に付け替えられます。お値段も、安いものなら実売5000円ぐらいからあるので、お好みのものを探せばいいでしょう。
問題は、引っ掛けシーリングではなく、天井に直取り付けされている蛍光灯器具。これは記事にあるように、電気工事士の有資格者による取り換え工事が必要です。LEDに変更する別の方法としては、付いている蛍光ランプを、蛍光ランプ互換のLEDランプに取り換える手もあります。蛍光灯互換LEDランプはオーム電機やアイリスオーヤマなど、色々なメーカーから発売されていますので、興味のあるかたはネットで調べてみてください。玄関の外灯やキッチンの手元灯などの小型蛍光ランプにも対応可能です。
うちも1台、この方法で対処しましたが、今のところ問題は起きていません。ただ、器具があまりにも古い場合は、ソケットの接触不良や安定器との相性が発生してうまく動かない場合がありますので、その場合は工事店などに依頼して、LED照明器具に取り換える必要がありますのでご注意ください。