JR貨物で車輪組立の不正発覚、点検のため全貨物列車運行停止 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★NHKやヤフーニュースで流れてたので、夕方JR貨物のサイト見に行ったら全くつながりませんでした(現在は見れます)。運休している貨物列車は、点検が済んだものから順次、運転再開しているようですが。

 

 

日本貨物鉄道(JR貨物)公式サイト

 

この手の不正作業は次から次へと発覚しますが・・定められた作業手順通りに作業しないというのには、必ず理由があるはずです。

 

「手順通りに作業していたら数が捌けないほど、仕事量が多い」

「この作業代では、まともに検査していたら赤字になるので手を抜かざるを得ない」

「熟練作業者が減っていて、作業の伝承が進んでない」

「作業手順自体に無理がある(やりにくい?)」

「検査の基準値自体が、必要なものより厳しすぎる(または緩すぎる)」

「基準値を超えたのをそのまま流したが問題は出てないので、規格外のもそのまま流してる」

「これは規格外なので出せないと言ったが、現場の管理者がそのまま出荷してと言った」

「作業設備や測定器自体に問題があるが、修理や更新・増設が追いつかない」・・などなど。

 

今は脱炭素の流れやトラック輸送の2024年問題などで鉄道の貨物輸送が伸びているので、実際に運転にかかわる人も、こうした保守部門の人も、ホントに余裕がないのかもしれません。が、全列車運行停止というのは前代未聞のトラブル、点検が長引けば各所に大きな影響が出るはず。早期の原因究明と再発防止を切にお願いします。