★費用負担に難色を示していたJR北海道に、国から特別な配慮が行なわれて実現した模様です。
Yahoo!ニュース・北海道放送(6/28)
ケータイWatch(6/28)
こうした高速道路や鉄道のトンネル内で携帯電話環境整備については、「災害時の通信・連絡手段確保のため」などという意見が付くことも多いのですが、既に整備されているトンネル区間でも、停電になった場合に使えなくなるところがあるのは、意外に知られていません。
NTTドコモ「停電時に携帯電話がご利用いただけない場合がある施設-関西」(PDFファイル注意)
京都縦貫道やJR琵琶湖線の大津>山科>京都間トンネル区間、東海道新幹線の東山・音羽山トンネルなど、いろいろあります。鉄道会社や道路会社の業務用無線などは、当然(?)非常用電源で周辺の停電時も使用できるようになっているはずですが、この表に載っているトンネルなどは、おそらく一般のAC電源から給電しているので、停電時には使えなくなるのでしょう。
トンネルの距離が数km程度であれば、周囲の状況にもよりますがデジタル簡易無線や特小トランシーバーなどの一般用無線機を持ち合わせていれば、トンネル内や外部との通信も可能かもしれませんし、最悪の場合は歩いて脱出することもできます。ただ、青函トンネルの長さになると救助拠点(旧海底駅)までたどり着くのも大変で、何らかの非常電源で停電時も携帯電話が利用できるようになっているのでしょうね。
#↑のドコモの資料で、北大阪急行の千里中央-桃山台が停電時使用不可になってますが何故?確かあそこは地上区間だったと思うのですが。