★きょうのYahoo!ニュースで流れていたのですが・・なかなか興味深い分析です。
Yahoo!ニュース・ねとらぼ(5/28)
運転手さんだけではないのですが、一番高くつくのが人件費??1便17.5人とか35人とかが損益分岐点なら、大都市の混んでる路線以外は大方アウト!ですね。京都市交通局のように、路線ごとの収支係数(鉄道で行なわれているのと同じ、100円稼ぐのにいくら経費がかかるか?)を公表している事業者もあるのですが。
さて、解決策はどうしましょう?記事には、自治体からの補助金が入っていてもしんどい、という話がありましたが、いっそのこと、電話サービスのように「公共交通ユニバーサルサービス基金」を設けて、すべての公共交通機関の利用者からユニバーサルサービス料を徴収したらどうでしょう?
きょうも、超高齢者の運転による痛ましい事故のニュースがありましたが、高齢化が急速に進む日本では、公共交通機関の重要さは増えることはあっても、減ることは考えられません。税金の投入も限度がありますし、広く浅く財源を確保することは緊急の課題でしょう。
あと、空いてるバスの便は、既に行われている地域もありますが、宅配便や生協の荷物を乗客と混載して運んで、運送料を稼ぐのもひとつの方向性かもしれないです。自動運転もひとつの解決策かもしれないですが、当初はそのための追加ハードやソフトは高価ですし、運転手さんだけがいなくなってもどこまで黒字化に貢献するのか、怪しいかもしれません。