★例の東名高速のワゴン車通行妨害事故以来、ドライブレコーダーの注目度は一気に上昇し、カー用品店での売れ行きも好調だそうですが・・。
Yahoo!ニュース・柳原三佳(10/26)
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20171026-00077373/
クルマの場合はまぁいいです。電源の問題もないですし、雨風を気にする必要もないし取り付けも楽ですから、心配な人は前後だけでなく、左右の窓にも死角がないように付けることも可能です。クルマの場合は基本的に常時録画なので、電源連動録画にしておけば手間もかかりません。
問題は、バイク。この記事でも、バイクにもドラレコは必要と書いていて、実際にうちのようにアクションムービーの流用も含めて、取り付けている人も出てきています。ところが、バイクの場合はいろいろ細かい問題があります。
まず、取り付けスペースが限定されていること。バイクの前部はライトやウィンカー、業務用の場合はバスケットやフロントバッグがあったりして、いいスペースには他のパーツが既に付いています。後部も同様で、ナンバープレートベースやリヤボックスなどは比較的付けやすいですが、それでも大きなものは邪魔になるので付きません。
次に、防水対策や温度変化への対応が必要なこと。ライダーは暑さ寒さにはウェアやヘルメットである程度対応できますが、ドラレコやアクションムービーは防水対策が必要、しかしあまりに気密性が高いと、峠越えや夏・冬など、走行中に急激に温度変化が起こった場合に、レンズや防水ハウジングが結露し、画質が低下したり全く映らなくなることもあります。
その次は、電源。大型バイクはクルマと同じく、バイク本体のバッテリーから十分に電源が取れますが、125cc以下の小型・原付の場合は十分な電源容量がない場合もあり、ドラレコ用にモバイルバッテリーなどを積まないといけない場合も出てきます。
リヤボックスを付けている場合は、バッテリーやドラレコをそこに組み込んでしまう方法もありますが・・次モデルのスーパーカブやジャイロは、フロントにドラレコを組み込むか、マウント取り付けスペースを標準装備していただくと非常に助かるのですが。