この時期おすすめしたいのが、パソコンや家電製品のお掃除。特に通気口のあるエアコン、パソコンや電子レンジ、プロジェクターなどは、製品本体や通気口、冷却ファンまわりにたまったほこりを取り除いておくと、梅雨や夏期にほこりがたまりにくくなり、通気がよくなって安定動作とオーバーヒート防止に効果があります。
わたしもGWが終わってから、いろんな家電製品をお掃除してるのですが、先週何気なくデスクトップPC2台のケースを開けたところ、内部にほこりがぎっしり付いているのを発見。怖くなったので今週、清掃してみました。

↑ケースを開けたうちのメインPC(清掃後)。汚かった画像は恥ずかしいのでご容赦ください(^^)
用意するのは掃除機と隙間ノズル、家電店やホームセンターで売っている、スプレー式のダストブロアー、あと、綿棒もあれば便利です。
まず、PCと周辺機器の電源を切り、つながっているケーブル類を全部外しますが、後から元通りに復元できるように、スマホやデジカメで外す前の接続端子の状態を撮影しておいてください。次にケーブル類を全部外し、吸気口・排気口周りや光学ドライブ、USBジャックなどのほこりを掃除機で軽く吸い取ります。
ノートパソコンの場合はこの後、画面を開いてキーボードを清掃したら終了ですが、デスクトップPCの場合、ケースのふたが外せるものは取り外して、吸排気ファンやCPUファン、グラフィックカードが装着されている場合はこのファンのほこりを、掃除機やダストブロアーで取り除きます。
そして、それでも取れないほこりは、綿棒などでかき落とした後、掃除機やダストブロアーで乗り除きます。この時、掃除機のノズルや綿棒で、ファンに無理な力を加えないようにしてください。冷却ファンは見かけ以上に精密な部品で、無理な力を加えると中のベアリングや回転軸に傷が付き、動作不良や寿命を短くする原因となります。
また、清掃作業は周りにほこりを出すため、できるだけ屋外(ベランダ等でも可)で行なってください。最近のダストブロアー用スプレーは、温暖化防止のために可燃性ガスが使われていますので、作業中の火気は厳禁、後で掃除機で吸い取る際は、ケース内部のガスが抜けるまで、しばらく時間をおいてください。

↑清掃後のCPUファン(クーラー)。

↑こちらは、Gforce GTX560搭載のグラフィックカード。ファンにほこりが少々、残っているのは勘弁ください。
なお、PC内部を見て清掃に自信のないかたは、パソコンショップやメーカーのサービスセンターに依頼されることをおすすめします。