★もう、お読みになったかたも多いと思いますが・・6/23のYahoo!ニュースの記事です。
http://news.yahoo.co.jp/feature/217
「多様性を認める」というキャッチコピーは、近年いろんな会社や団体が表明していますが、LGBTの問題に限らず、実際は頭で考えるほどには簡単なことではありませんし、そのあたりをわかってない人が多過ぎます。
わたしは仕事先ではMモードで、カミングアウトはしていませんが、同僚の中にはわたしのことをはっきり「怪しい!」と思っている人もいます(笑)。また、わたしが見ていても「この人はもしかして・・」と思う人も、います。ひとくちにLGBT当事者といっても、そのかたちは一人ひとりみんな違ってて、特にトランスジェンダーはその進行状況や立ち位置によって、必要なサポートが全然違います。
わたし個人的にいちばん迷惑なのは、記事中にもありましたが、日頃の女子&男子トークの中で、さりげなく「オカマは気持ち悪い」とか、偏見を含んだ言葉、また「男なのに・・」と、性別に基づいた価値観を押し付けられることです。「じゃぁ、わたしがオンナの子だったら許してくれるの?」と言い返してやろうかと、何回思ったことでしょうか??
特別扱いはいらないので、こうした日頃のさりげない差別的な発言がなくなるだけで、ずいぶん気持ち的に楽になるのですが。近年、どこの企業もセクハラ的言動については発生させないように注意を払うところが多くなりましたが、LGBTについての言動についても同様に注意を払って払って欲しいものです。
あと、LGBTの理解者「アライ」についての記述もありましたが、会社あるいは管理職者から、きちんと活動についてのサポートが行なわれないと、ステッカーを配布して講習を行なって終わり、になってしまい、サポートに当たる現場の社員が困りますね。先行している企業では、この辺の配慮は十分行われているのだと思いますが??
わたし的には、ステッカーが配布されたら喜んで着用しますが・・Excelが不調だ、プリンターが動かない、パソコンがぶっ飛んだと、本来の業務以外で呼び出されることが多くて困っているのに、この上にアライの活動も加わると・・(大笑)