★日本でGID(性同一性障害)がクローズアップされるようになって、もう15年以上経ったと思うのですが、このトイレ問題は非常に奥が深く(!)、いまだに当事者の間でも熱い論議になることがあります。
Yahoo!ニュース・国内(11/2)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000040-asahi-soci
Anno Job Log(11/2)
http://d.hatena.ne.jp/annojo/20151102
わたし的には、こういう条件なら女子トイレ可とか、ここの建物やお店は女子トイレ不可とか・・いろいろ面倒なので、この際、公共や職場のトイレはすべて、ジェンダーフリーにしてしまえば??と思います。
でも勘違いしないでほしいのは、目指すのはあくまで「ジェンダーフリー」であって、一般の人がこの手の話を聞いて想像する「ジェンダー・レス」ではないということ。つまり、自分が「わたしは、こっち。」と思う性別に従って、男女好きなほうを選べるということです。そう考えると、全部ジェンダーフリートイレにすると、また別の問題が出てきて困るような気も、します。
GIDの診断書があればOKなのか?それだと、見た目や立ち振る舞いがバッチリオンナに見えても、女装やニューハーフの人は使えなくなってしまいます。逆に、見た目がオンナならOKなのか?まず、大きいのはやはり防犯上の理由だと思います。そして、生理的にMTFやFTMを受け付けない人も、わずかですが存在しますが、これはわたしたちのの努力では、簡単に認識を改めてもらうことは難しいでしょう。
当事者も一般人も、もう少しおおらかな気持ちで、性や性別について考えてくれると、こんな争いもきっと減るのだと思いますが・・道は、まだまだ長いかもしれないです。