★もう、先月のネタなのですが、重要な問題なのでネタ帳から引っぱってきました。
Yahoo!ニュース・経済(8/20)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000084-reut-bus_all
スラド・ネットワーク(8/24)
http://srad.jp/story/15/08/24/0415210/
簡単に言うと、今の固定電話(正確には、回線交換電話網)の交換機設備の寿命が2025年に来てしまい、交換部品や予備機の確保もできなくなるので、ネットワークをIPベースのものに移行し、これに伴い交換機(NTT交換局)から利用者までのメタル回線も、無線(携帯電話など)や光ファイバーに置き換えようかどうしようか??という問題です。
何を持って、安心安全のために必要な通信サービスとするかは以前から論議の分かれるところですが・・電気通信事業法では、サービスの廃止や転換に伴い、それまでのサービスが利用できなくなる場合には、携帯電話など無線系も含めて、最低限の補償がなされることになっていたので(実際には、携帯電話の2G>3G移行の時みたいに、機種変更優遇キャンペーンのような、事業者による先行補償の場合もある)、サービス変更費用の割引や、端末の無償配布などもあると思うので、利用者としては過剰に心配する必要はないと思います。
しかし・・電話とFAXにしか使ってないアナログ電話回線を、まるごとフレッツ光に転換させられ、今より大幅値上げの月額料を取られるとしたら、困ったものです。うちの場合は、NTTを捨てて、eo光電話という手もあるのですが・・固定電話しか来てない老人世帯などはどうするのかしら??
昔みたいに、1本のケーブルに近所が相乗りする、その代わりに月額料は今のアナログ電話並みの、電話専用のフレッツ光なんてのが出るの??それとも、ウィルコムの固定電話型PHS「イエデンワ」みたいなのを配るのかな?
それと、スラドのコメントの最後にもあったのですが、今のユニバーサルサービス料・1回線あたり2円とか3円というのは安すぎると思います。「15倍に上げれば現在の赤字は補てん可能」という書き込みもありましたが、いっそのこと月100円とか200円とか取ったらいいような気もします。
その代わり、全国でちゃんと電話(公衆電話や携帯電話の形も含めて)使えるようにしてねっ。