ワイヤレスチャイムやFMトランスミッタ・・総務省の調査でほとんどが基準出力をオーバー | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★5/15のYahoo!ニュースの記事より。

Yahoo!ニュース・経済(5/15)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150515-00000531-san-bus_all

アマチュア無線や業務用無線の免許をお持ちのかたは、試験や資格講習会で勉強されたと思うのですが、電波利用には特例として、科学実験や医療・産業用途、また家庭内など限られた範囲で、免許不要で使える周波数と出力が定められています。

このうち、記事にあった「微弱電波」は、非常に弱い出力(周波数・用途によって法令で定められています)なら、どの周波数でも自由に使えますが、同じ免許不要でも無線LANやコードレスホン、高出力のワイヤレスチャイム、特定小電力トランシーバーなどは「特定小電力無線局」となり、周波数と出力が厳密に決められていて、使用機器にも総務省の技適証明が必要です。
(なお、携帯電話端末は免許が必要ですが、携帯電話会社が一括して申請しています)

今回の総務省の調査結果は総務省のHPで公開されていて、わたしも読んできたのですが、テレビや業務用無線、アマチュア無線などと同じ周波数で認可外の高出力が出ている機器が多数、あったようです。FMトランスミッタやおもちゃのトランシーバーは、微弱電波の範囲内では技術的に、実用性に乏しい飛距離しか出せなく、メーカーとしては使いづらいのはわかるのですが・・

最近、幹線道路沿いをTVのワンセグを受信しながら歩いていると、突然放送が途切れたり、FM放送に突如、近くのクルマから聞こえるのと同じ音楽がかぶさってきたり・・ということが時々あるのですが、もしかしてこれら高出力の「微弱電波」機器が原因??

ワイヤレスカメラやワイヤレスチャイムなどを購入する時は、「特定小電力規格適合品」の表示を確認して購入すれば、性能も安定しているのでおすすめなのですが・・。