もう5年くらい前から、運転免許証にICチップが内蔵されていて、新規取得時や更新時には暗証番号(4桁*2)が必要になっている。そして、更新申請書や視力検査が終わった後、専用の端末機で暗証番号の入力(or変更)をしないといけないのだが、その時に発行される番号票の紙が、前回の時と比べて薄く、質も落ちているのに気が付いた。
これは、写真撮影の係員が撮影時にデータ入力した後、本人控えとして返してくれるのだが・・スーパーのレシートみたいな紙質の感熱紙で、3年とか5年とかどう見ても印字が持ちそうにない(いや、持ちますよ!と警察は言うかもしれないが・・)。そこまでコスト削減しなくてももいいのに?と、ちょっと心配になった。
更新手続きも無事終了、この後更新時講習となるのだが・・この時渡されるのが「交通の教則」というルールブック。今は「わかる 身につく 交通教本」という題名に変わっていた。講師さん曰く、「捨てずにおうちまで持って帰ってください。そして、表紙にも書いてありますが、「クルマのダッシュボードに備え付けておいてください」」と。

↑免許更新時講習で渡される「交通教本」。表紙の下には、「ダッシュボードに入れて、いつでもチェック!」と書いてあるのだが・・。
確かに、一読した後はクルマに備え付けておくのがいいかもしれない。けども、わたしが思ったのが「なぜ電子版で出さない」??電子化に伴う権利処理や、警察や交通安全協会の「大人の事情」もあるのかもしれない。けど、うちみたいに普段バイクしか乗らない人は、電子版の交通読本をスマホに入れておけば、いつでも見られて大変便利なのに。
事実、わたしはスーパーカブの取説PDF(Hondaのサイトからダウンロード可能)はスマホに入れてある。今のクルマはカーナビやメンテナンスモニター標準装備の車種も多く、こうしたクルマでは電子版の交通教本がナビに入っていれば便利で、次の更新まで机の引き出しに死蔵されるよりはずっとマシだと思うのだが。
(追記 3/1)
更新時講習のルールブックの題名が、画像と異なっていましたので修正させていただきました。