アメリカで「ジェンダー・ニュートラル」トイレ、急増中 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★次もアメリカの話題です。

産経iZa・国際(1/15)
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150115/wor15011519340024-n1.html

アメリカでは、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーなどセクシュアルマイノリティに対する「ヘイト・クライム」(マイノリティへの偏見や憎悪に起因する傷害・殺人事件)の問題もあって、セクシュアルマイノリティであっても安心して公衆トイレを利用できるよう、ジェンダー・ニュートラルなトイレの設置が進んでいる事情は、日本とちょっと異なるかもしれないです。

ただ、日本で日頃、女装をしていても、性別がガチガチに決められたトイレというのは不便です。まだ、着替えやメイクに使うのであれば、使い方を工夫したり、女装スナックなどのメイクルームを借りることもできますが・・オンナになってしまった後、女性トイレって意外に使いにくいんです。

盗撮など、悪事を働く女装さんはほとんどいないと思いますが、厳密には法律上の問題(カラダが男性のひとが女性トイレを使うこと)もありますし、女装でも好意的に使わせてくださる施設もありますが、それでも心のうちに不安を抱える女装さんも少なくないと思います。それに、女性トイレはいつ行っても混んでますし・・(笑)

こうした、ジェンダー・ニュートラルなトイレがあると、女装外出ももっと楽にできるようになるし、ゲイやレズビアンやGIDの人もトイレを利用しやすくなるので、日本でもどんどん増えて行ってほしいですね。