★冬の間、関西でも滋賀県や京都北部、兵庫県の山間部・日本海側のように、冷え込みが厳しく雪の降る地域では、道路だけでなく、駅のホームにも凍結防止剤が使用されます。
この凍結防止剤、以前は塩化カルシウムが使用されていたのですが、今シーズンは「無塩」と書かれたものが12月に入ってから滋賀県内JR駅にも順次配備され、12月18日の激寒・大雪の際には大規模に使用されました。「無塩?」中身は何なのか、興味があったのでホームの端に積んであるのをよく見たら、成分は酢酸ナトリウムだとか。
いろいろネットで調べてみたら、クルマや鉄筋コンクリートの鉄筋、その他金属構造物を腐食しないという点で、塩化カルシウムや食塩などに比べて優れているようですが・・使用量が多過ぎるのか、駅のホームの換気が悪いのか?駅によってはひどい酢酸臭が漂っているところがあり、体調のよくない時は気分を悪くしそうです(>_<)
トイレ用の塩素系洗剤みたいに、効果を下げずに臭いを抑える添加物を混ぜる?など、何か対策はできないんでしょうかねぇ・・。
参考資料:独立行政法人 土木研究所・寒地土木研究所
「凍結防止剤とすべり止め剤について」※PDFファイル注意
http://www2.ceri.go.jp/jpn/news/koutsu/panf/touketubousi.pdf