日曜日の午前中ですので、ちょっと、宗教の観点からの肯定について、ある本から抜粋したいと思います。
宗教アレルギーのある方はご注意ください。
「宗教は何を与えようとするものなのでしょう。柔和で寛容な人格や、厳しく誠実な反省でしょうか。正義を求める行動や、献身的な奉仕でしょうか。暮らしは低く思いは高い生活態度でしょうか。
そういうこともありましょう。しかし、宗教が本当に与えようとしているものは安心なのです。ただしそれは、金とか健康といった安心を支える材料を与えるという意味ではなく、そういう材料のあるなしに関係の無い、人生の最深層からの肯定にこそ安心はあることに気づかせるという意味です。
人生はどんなに悲惨であっても肯定されています。」
「福音はとどいていますか ーある牧師と医師の祈りー」 <藤木正三、工藤信夫著> ヨルダン社
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