今日は少し、宗教じみたことを最初に引用したいと思います。
「人と人とが理解したり、誤解したり、憎んだり、憎まれたり、いたわったり、いたわられたり、そういう点では、人間は社会の体制や機構がどうであろうと、常に同じ人間関係を描いてきました。人と人との間は、社会よりも浅そうで、実は人に深く触れているところです。社会がどんなに歪んでいても人と人との間が暖かければ人は生きてゆけます。しかし、社会がどんなに正しくても、人と人との間が冷たければ人は生きてゆけません。」
(神の風景 人間と世間 藤木正三)
一見すると、宗教じみた本ですが社会がどんなに歪んでいても人と人との、つまり個人と個人の関係が、
もっというなら世間がいかに発達障害や精神障害に理解がなくとも、当事者同士の仲間と仲間の交流が暖かいものであれば、やっていけるのではないか
とそのように僕自身は感じました。
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