おはようございます。徳明あやのです。

 

会社では役職に合わせて「部長」「課長」などの肩書きがあるものです。

 

これって一般的なものばかりかと思いきや、その会社特有の肩書き、みたいなものが時々存在します。

 

 

 

ちなみに、今の会社で最近一番びっくりしたのは「相談役」という肩書き。

 

聞けばその人は、一族経営であるその企業で、(恐らく親戚でもないのに)55歳でナンバー2まで上り詰め、

 

その役職を引退した後は新たに「相談役」という肩書きを得て定年後もその企業で頼りにされているよう。

 

 

 

笑い泣き<私らにはマネできない働き方やわー)

 

 

 

この相談役の話や、上司が一生懸命相談役からの、解決策が全く見えないお願いを何とか応えようとする

 

特別待遇っぷりを見ていると、かつて隆盛を誇った社会制度のいち側面が見えてくる気がします。

 

 

 

日本にはかつて「終身雇用制度」と「定期昇給制度」と「年功序列制度」がありました。

 

終身雇用制度右差し一旦入社したら会社が一生面倒見てあげる

 

定期昇給制度右差し会社に居る限り定期的に基本給が上がっていくよ

 

年功序列制度右差し年齢や勤続年数に応じた役職や給料を用意するよ

 

という制度です。

 

 

 

この制度の良い所は、自分がどれだけ能力に恵まれていない人間だったとしても、

 

「会社に所属するだけ」で、生活そのものが年々良くなることが保証される、という所です。

 

 

 

まあ、分かりやすく言えば、これらの制度がきちんと運用されているから

 

企業の正社員は安定した職業だったんですよ口笛

 

 

 

しかも通常は、自分の能力に関係なく、所属年数が長くなれば管理職などの肩書きが付きます。

 

恐らく相談役も、これらの制度の恩恵を受けて、今でも会社に勤められているのではないか、と思います。

 

 

 

企業の正社員は安定した職業「だった」というのは、今では実質これらの制度は崩壊しているからです。

 

トヨタ自動車の社長の限界発言とか、分かりやすいですよね

 

 

つまり、現時点で定年まであと数年、という人ならいざ知らず、

 

40代以下の若年層、中年層になってくると

 

定年まで勤め上げる、ということそのものができなくなる可能性がある、ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの事態は、終身雇用制度の特性をきちんと理解できれば

 

20年前に既に兆しがあったことが分かります。

 

 

 

簡単に言えば、終身雇用制度って新しく社員を大勢採ることで維持されるシステムなんですね。

 

けれども1990年代の終わりに、労働基準法が変わって企業が社員を

 

それまでみたいに大勢採らなくなったんです。

 

 

 

終身雇用制度って、若い頃に苦労して頑張るけれど、勤続年数が上がってベテランになったら

 

若い頃の苦労が報われる、という特性があります。

 

 

 

だから「長く勤めなければ損」なんです。

 

 

 

けれども残念ながらその制度は1990年代の労働基準法が変わったタイミングで

 

制度を維持する前提が壊れてしまいました。

 

 

 

だから、それ以降に社会人となる世代は

 

若い頃に苦労をするだけして、ベテランの見返りを得る前に会社を去るリスクがある」のです。

 

 

 

こうなるともう、単なる骨折り損ですよねガーン

 

 

 

 

 

 

 

わたしはこのことに学生時代に気が付きました。

 

そしてちょうど、自分たちの世代(30代半ば)辺りから「苦労だけして見返りなし」になるのではないか、と考えました。

 

 

 

そこで、じゃあどんな働き方をすれば良いのかな~キョロキョロ??

 

なんて、ひとりでしょっちゅう考えていたんですよ。

 

 

 

 

当時は制度の崩壊が見えていたとしても、まだ新しい働き方のモデルなどありません。

 

だから考え方は様々、人それぞれあると思います。

 

 

 

が、わたしに限って言えば「大企業の正社員は詰みルート」だと思っていました。

 

あと、時代の流れを考えたら「自分のスキルを上げる働き方をすべきだ」と思ったのです。

 

(この辺りは人それぞれ考え方や戦略があると思うので、これが絶対ではありません)

 

 

 

自分のスキルを上げようと思ったら、できるだけ多彩な仕事を経験した方が力になります。

 

つまりこれからの時代は

 

業種・職種を限定せずに、できそうな仕事にはどんどんチャレンジしていく人

 

が有利になっていく時代になっていく、と考えています。

 

 

 

働き方で言えば、一社に長く勤める正社員よりもむしろ、

 

身軽に転職できるフリーターの方が有利だと思っています。

 

あとは複数の仕事を持つことで生計を立てる「複業」なんかも良いですよねウインクキラキラ

 

 

 

このような働き方をしていたら、自然と自分に合う仕事や働き方に出会いやすくなります。

 

自分に合う働き方が見つかれば、その形を進化させていけば「自分らしく一生働ける仕事」にしていくことができます。

 

昨日書いたリップル洋品店さんなんて、正に「自分に合う働き方」を見つけられた好例だと思います)

 

 

 

古き良き時代の考えに囚われている人からすれば、フリーターや複業なんて働き方って

 

「あまりにも無責任な働き方」に見えるかもしれません。

 

 

 

けれども残念ながら時代は変わりました。

 

昔のように「企業に入社すれば大丈夫」なんて甘い時代ではもうないのです。

 

それと同時に、昔のように「自分を捨てて企業に忠誠を誓わなければ生きていけない」時代でもないのです。

 

 

 

どちらの時代が良い・悪いという話ではなく、

 

「時代の流れに合わせて生きていく」ことがいつの時代も求められることではないかな~、と思うのです。

 

 

 

 

P.S.最初はもっと軽く書こうと思っていたのですが、予定になかった衝撃的な話まで書いてしまいましたてへぺろ

 

何か質問や感想などあれば、コメントやメッセージで送って貰えたらと思います。

 

個別に返信することは難しいですが、できるだけ頂いた内容にお答えできるような記事を

 

これからも書いていけたらなぁ、と思っていますキラキラ