先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。
”愛記”の評価制度③
そのソリューションに当方の”愛記”が該当するのかもしれない。いや、地域通貨の概念の1つのソリューションで終わるような話では無く世界経済を激変する仕組みかもしれない。未来はわからないが、”愛記”は生命体の魂レベルでのやりとりを記録するという壮大な仕組みであることには違いない。では、”愛記”の評価制度についてを詳しく記載していきたい。
・P/L,B/Sの月次決算評価
・各次元への貢献度
この2つが主な評価項目となる。2つとはいえ、この2つの詳細はかなり複雑なものではあるのだが。
・P/L,B/Sの月次決算評価 つづき
今一度、愛記の科目をまとめてみよう。
資産の科目:
資産は、相手から愛の行動をされて自分が受け取った愛貨額以外にも、以下のようなものが考えられる:
- 未使用愛貨:自分が”市町村から自己申告して受け取った愛貨”のうち、まだ使用していない残高。
- 目標達成による愛貨の額: 自分が設定した目標を達成したことによって得られた愛貨の総額。
- 他者行動により受取る愛貨の額: 相手から愛の行動をされて自分が受け取った愛貨額。
- 行動による相手以外からの愛貨の受領:自分が起こした行動で、他の人から貰う愛貨の額。
- 他者へ渡した愛貨の額: 自分が他者に渡した愛貨の総額。
- 行動による愛貨の投資: 行動に対して投資した愛貨の額。
- 他者への行動による愛貨の贈与: 自分の行動によって他者に贈った愛貨の総額。
- 他者の目標達成による愛貨の贈与: 他者が目標を達成したことによって他者に贈った愛貨の総額。
- 未使用愛貨の有効期限切れによる損失: 未使用愛貨の有効期限が切れたことによる資産の減少を表す。
純資産の科目:
次に、純資産の科目も複数あげていこう。純資産は、愛貨の取引や活動によって生じる利益や損失を反映するための科目として扱われる。愛貨の取引や活動によって生じる収益や損失は、純資産に影響を与えるため、貸借対照表の純資産側に反映されるべきである。純資産は、愛貨の活動によって生じる利益や損失の積み重ねを表す重要な要素として捉えられる。純資産の科目として、以下のようなものが考えられる:
- 愛貨活動による利益:愛貨の取引や活動によって生じた利益を記録する科目である。
- 愛貨活動による損失:愛貨の取引や活動によって生じた損失を記録する科目である。
- 損失補填:愛貨の取引や活動によって生じた損失を補填するための科目である。
- 純資産調整:愛貨の取引や活動によって生じた純資産の変動を調整するための科目である。
負債の科目:
負債は、愛記の枠組みでは、他者への未実施行動による損失や目標未達による損失など、まだ支払いを行っていないが将来的に支払う必要がある責任や義務を表す。他にも、未使用愛貨の有効期限切れによる損失など、特定の条件や状況に基づいて将来的に支払わなければならない負担も負債として考えられる。これらの負債は、資産の増加や収益の発生と対応付けられ、財務諸表上の負債として記録される。負債の科目を以下に示す:
- 市町村へ年始に申告した愛貨の額: 年初に市町村に申告した愛貨の額。市町村に対する返済義務を表す科目である。
- 目標未達成による損失: 自分が立てた目標未達成に伴う損失の額。自己への返済義務を表す科目である。
- 他者への未実施行動による損失: 他者に対する未実施行動による損失の額。他者への返済義務を表す科目である。
費用の科目:
愛記の場合、費用は愛貨を使用して行った行動や活動に関連する支出を表す科目として考えることができる。具体的には、他者への支援や協力にかかった費用、目標達成のために必要な費用などが該当する。これらの費用は、お金ではなく、愛貨の取引や活動に直接関連するものであり、愛記のシステムにおいてはその行動や活動の一環として記録される。じゃあ、費用の科目もいくつかあげてみよう。
- 行動目標値としての愛貨の額:個人や団体が設定した特定の目標を達成するために必要な愛貨の量を表す。
- 未使用愛貨の減少:未使用のまま残っていた愛貨が減少することを指す。具体的には、愛の行動レベル1~10までの様々な状況が考えられる。
1: "AIR(Root)" 100愛貨
2: "AIS(Sacral)" 500愛貨
3: "AIP(Solar Plexus)" 3000愛貨
4: "AIH(Heart)" 2300愛貨
5: "AIT(Throat)" 200愛貨
6: "AII(Third Eye)" 2400愛貨
7: "AIC(Crown)" 100愛貨
8: "AIU(Universal)" 2000愛貨
9: "AIE(Earth Star)" 150愛貨
10: "AIM(Solar Matrix)" 120愛貨
のような表記がこの科目内で表記されることとしたい。 - 他者への行動による愛貨の贈与:自分の行動によって他者に愛貨を贈ることを表す科目である。
- 目標未達成による損失:自分が設定した目標を達成できなかった場合に生じる損失を表す科目である。
- 他者への未実施行動による損失:自分が他者に対して約束した行動を実施しなかった場合に生じる損失を表す科目である。
収益の科目:
収益とは、愛記の場合は、自分が送った愛貨の額は費用に記載するのに対し、相手が受け取ってもらえた額を収益に記載する。つまりは、実績みたいなものだ。収益に関連する科目をいくつか挙げてみよう。
- 行動による他者の愛貨の受領:愛貨の取引や活動によって相手に受け取ってもらえた愛貨の額を表す科目。具体的には、愛の行動レベル1~10までの様々な状況が考えられる。
1: "AIR(Root)" 100愛貨
2: "AIS(Sacral)" 100愛貨
3: "AIP(Solar Plexus)" 300愛貨
4: "AIH(Heart)" 2000愛貨
5: "AIT(Throat)" 100愛貨
6: "AII(Third Eye)" 2000愛貨
7: "AIC(Crown)" 100愛貨
8: "AIU(Universal)" 1000愛貨
9: "AIE(Earth Star)" 0愛貨
10: "AIM(Solar Matrix)" 0愛貨
のような表記がこの科目内で表記されることとしたい。 - 行動目標値としての愛貨の額:最初に設定した行動目標を達成するために必要な愛貨の額を表す。
以上が愛記の科目のまとめである。
ここで注目したいのが、愛の行動レベルとの関係である。愛の行動レベル1~10をどのように入れ込んでいくのかが難しかったが、上記のように未使用愛貨の減少という科目の中に、細科目として記入していけば良いのではないだろうか。このようにすれば、どのレベルの愛の行動が最も成されているのかが一目瞭然となる。また、行動による他者の愛貨の受領の科目の中に、細科目として受取ってもらえた愛貨の額を記入していけば良いのではないだろうか。
こうすることで、どのレベルの行動を良く行っており、どのレベルの行動が良く受取ってもらえているのかが直ぐにわかるので、とても見やすい貸借対照表、損益計算書になるということだ。
いかがであろうか、これが愛記の全体像だ。より具体的に愛記の各科目を記載して全体像を示した。まだまだ改良の余地はある。実際に、どのような科目にしていけば現実的なのか、もう少し考察を進めて行きたい。