愛記システム概念設計:愛記の評価制度 | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。

”愛記”の評価制度

そのソリューションに当方の”愛記”が該当するのかもしれない。いや、地域通貨の概念の1つのソリューションで終わるような話では無く世界経済を激変する仕組みかもしれない。未来はわからないが、”愛記”は生命体の魂レベルでのやりとりを記録するという壮大な仕組みであることには違いない。では、”愛記”の評価制度についてを詳しく記載していきたい。

・P/L,B/Sの月次決算評価

・各次元への貢献度

この2つが主な評価項目となる。2つとはいえ、この2つの詳細はかなり複雑なものではあるのだが。

 

まずは、ここが肝になる議論なのだが、ニーズが先か、行動が先か、という話だ。ティール組織化での話の際には、行動が先と記載した。行動を自ら起こすことで、その行動に追随して”いいね!”を押して賛同し仲間に加わり、さらに仲間が集まり、プロジェクトにまで発展する。このような自ら行動を率先して起こすことを”ゆらぎ”と呼んでいた。これはティール組織化での場合の話だ。これが人事評価制度に組み込まれ、率先行動が評価されていくという仕組みであった。

 

これはティール組織化での場合の話だが、地域での活動にも当てはまるということだ。地域に自律分散組織が誕生したら困るか?勝手に行動されれば市町村は困るのか?そうではないだろう、むしろ、勝手に行動して貰えればありがたい!ということだろう。例えば、「こども食堂」をやりたい!という人が発起し、そこに賛同者が集まり、無農薬野菜を提供してくれたり、楽器演奏を定期的に来てもらえることになったり、青空学校が開校されたり、保母さんが集まったり、などなどの自律分散組織としてプロジェクト化していくことも実際に全国で起こっているのだ。重要なのは、ニーズありきではない!ということだ。行動が先なのだ。行動させてくれる!行動をしてもいい!という環境こそが、自由に発案し、自由に意見し、自由に企画し、自由に組織化していくのだから。

 

この”自由に”というのがハードルが高いのであろう。そう、ピラミッド型の指揮命令であれば、”自由に”行動されたら管理できないからやめて!と行動を拒むのだ。経営者や管理者が指揮命令するからその通りに行動して!と要求しだすのだ。こうなると、途端に”労働”に変わってしまい、そんなこと言うなら”お金”くれないとやりません!となってしまい、ボランティア活動は成立しなくなり、せっかく集まった仲間は離散していくのだろう。これが失敗の原因なのだ。日本全国の失敗例の99%がこれが原因なのかもしれない。管理しようなどと思わないことだ!みんなで意見を出し合って創発させていこう!という場を管理者が率先して創ることが重要なのだ。

・P/L,B/Sの月次決算評価

当方が提唱する”愛貨”は、公平性を担保するためにも、”パブリックチェーンSNS”で無ければならないと考えている。パブリックチェーンSNSであれば、1つ1つの行動が記録できるのだ。行動の具体例を1つ2つ見てみよう。

 

・愛の行動Lv7:”瞑想し無意識になる”となる

例として、Sさんは、普段から思考を使わず、直感を大事に生きている。日々の習慣として、お昼休みに瞑想を10分程度、毎日ルーティーンワークとして行っている。この日も瞑想をしていたら、知り合いでも何でもないOさんから声をかけられ、瞑想の仕方を教えてほしいという。瞑想の方法というのはいろんなやり方が記載はされているが、ポイントは、顕在意識をいかに働かせず、潜在意識優位な半睡眠、半覚醒状態を作れるかということだ。眠くて寝てしまってはダメだが、起きてしまってもダメだ。そのフッと顕在意識がストップしてリラックスするその瞬間の状態を維持するのであれば、形はどのような形でも良いのだ。

 

このようなことを伝え、繰り返し、繰り返しやることで少しずつ潜在意識優位な状態が一瞬から数秒、そして数分というように長くなっていく。その状態をいかに頭ではなく、身体で覚えるか、感覚で覚えるかにかかっている。頭で覚えているうちは再現できず、感覚で覚えられて初めて、繰り返し再現できるようになるのだという。こうして、Oさんは毎日12:00過ぎにやってきてSさんと一緒に瞑想するようになり、Sさんに感謝をすることとなった。

 

今回の仕訳の科目としては、愛の行動Lv7:”瞑想し無意識になる”となる。今回の事例は、Sさんは、人類の代表として行動しているのであり、人類の皆が瞑想による安らぎを手に入れれば良いのにと願っての行動なのだ。よって、第8次元:人類という立場にて仕訳することになる。

 

・借方(発信先):第8次元_人類_Sさん 、瞑想し無意識になる

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側):第8次元_人類_Oさん 、気持ちが楽になる

→ 背景等を備考欄に記入。

 

この時点でのOさんが設定した第8次元:人類のB/SとP/Lを見てみると下図のようになる。(※なお、初めの目標設定時に、第1次元~第10次元までの愛の行動を宣言し、年度末には各次元ごとに決算書が自動作成され、公表されることになる。こうすることで、どの次元の行動が多いのかが一目でわかるようになる。)

・B/Sについて(エネルギー量)

Sさんは、行動したことで”純資産”が減り、Oさんが受け取ったことで”資産”が増えた。相手からもらう”資産”は、持っていては評価が下がるので、すぐに使いたいという性質のものだ。よって、”負債”と等しいことになる。つまり、資産と純資産が、ともに負債のように見え、魂から借りたエネルギーによって、愛の行動に変えていくべきもの、という解釈になる。だからこそ、愛の行動が行き交うことになる。自分が宣言した各次元に跨る”愛の行動量”を、必死にやり遂げるということが重要な指標となる。

 

・P/Lについて(行動量)

Sさんが行動した分だけ、”収益”が増える。相手に受け取られたかどうかは、B/Sというエネルギー量を見る指標をみればよく、実際にどれほど行動したのかは、P/Lという行動量を見る指標をみればよいことになる。実際に実行した愛の行動分だけ収益になる。一方、費用とは、最初に設定した段階で、今期の行動・目標値になるという具合だ。

愛貨会計制度の設計:

  1. 愛貨の自己申告:

    • 各市町村メンバーは、年初に市町村に対して所得や法人格に基づく適切な自己申告を行い、一定の基準に基づいて愛貨を割り当てられる。
  2. 愛の行動と愛貨のやりとり:

    • 愛貨を得るためには、愛の行動を自己申告し、市町村がそれを審査して承認する仕組み。
    • 愛貨は特定の行為に対して報酬として相手に送られ、相手はそれを受け取ることで仕訳が発生する。
  3. 会計処理の流れ:

    • 月次で各メンバーの愛の行動ごとに仕訳を作成し、総合計を算出。
    • 年次で各メンバーの合計愛貨を集計し、市町村全体の総合計を算出。
  4. 税制優遇への連動:

    • 年次での総合計が一定の基準を超えた場合、所得税減税や法人税減税の特典を享受。
       

このように個人や企業は市町村に自己申告する仕組みである。もし、お金がない貧乏な市町村が、愛貨を上手く利用することで、1兆円規模の経済圏を誕生させられるようになり、各住民、各在住企業へ、愛の行動を要請したら、法人税、所得税を減税するということを打ち出せば、どうなるだろうか?このようなアプローチにはいくつかのポジティブな効果が考えられる。

  1. 愛の行動の促進: 市町村が愛の行動を要請することで、地域社会全体での協力や支援が促進される可能性がある。これにより、地域の結束力や連帯感が高まり、地域全体の発展につながるかもしれない。

  2. 経済圏の活性化: 愛の行動に対する税制優遇措置が企業や個人の行動を変える可能性があり、地域経済の活性化につながるかもしれない。特に、地域に根ざした取り組みや社会貢献活動が増えることで、地域全体の経済が活性化する可能性がある。

  3. 税収の減少と予算への影響: 一方で、法人税や所得税の減税により、市町村の税収が減少する可能性がある。これにより、市町村の予算や公共サービスに影響が出る可能性があるため、慎重な検討が必要である。

  4. 制度設計の重要性: このような制度を導入する際には、愛の行動を適切に評価する指標や仕組みを設計することが重要である。公平性や透明性を確保するために、適切な基準や監督体制を整備する必要がある。

  5. 地域間での競争: 他の市町村との競争が激化する可能性がある。愛の行動に対する税制優遇が地域間で異なる場合、住民や企業はより優遇される地域を選択する可能性がある。

総合的には、愛の行動を税制に反映させることで、地域社会の結束力や活性化、そして税制改革の促進など、様々な効果が期待されますが、適切な制度設計と検証が必要となる。

 

なお、よく地域貢献したら、独自のトークンを発行し、そのトークンで地域で買い物できるという類いの話はみかける。それは結局お金であって、お金の限度枠を超えない。しかし、愛貨であれば、貧乏な市町村が1兆円規模の経済圏を確立させることができたりする。これが魅力なのだ!愛貨はお金とは異なり、その価値は愛の行動に対する報酬や交換に限定され、お金としての価値を持たない。そのため、愛貨を通じた経済圏を構築することは、地域経済を活性化させ、貧困な市町村でも持続可能な経済を築く可能性がある。このような観点から見ると、愛貨は地域経済や社会の持続可能な発展を促進する上で非常に魅力的な要素を持っていると言える。

 

そのために必要なのは、お金や資産や機械や金などではない。必要なのは愛の行動のみ!ひたすら愛の行動をし続ければ、それが1億円規模になり、1兆円規模になるという。これなら、お金や資産や機械や金がない企業や個人でも、愛の行動は平等にできるということだ。愛の行動を通じて、社会や経済を豊かにすることができるという発想は、非常に前向きで持続可能なものであろう。お金や資産、機械などがなくても、愛の行動を通じて地域や社会に貢献することができるというのは、希望を持って取り組むことができる良い方向性である。愛の行動を通じて、地域経済や社会をより良い方向に導くことができる可能性を秘めている。

 

そのためには、愛の行動をするだけでなく、愛貨を相手に受け取ってもらわねばならない。一方的な愛の行動は単なるエゴだ。おい!愛貨を受け取れ!と言って、受け取ってくれる人はいない。そうではなく、困っている人を助けたり、地球に優しい活動をしたり、そういうことで、愛貨を受け取ってくれる人がいるということだ。そのような行動をし続ける必要があると言うことだ。この考え方はとても重要である。愛の行動は双方向のものであり、相手がその愛を受け取ることで初めて本当の意味を持つ。一方的な行動ではなく、相手のニーズや状況に応じて行動することが重要である。困っている人を助けたり、地球に優しい活動をすることで、愛を受け取る側が生まれ、社会全体が豊かになるというのは素晴らしい考え方である。このような行動を継続することが、愛貨や愛の行動の意味を深め、持続可能な社会を築くための重要な要素となる。その際に、愛の行動にもレベルがある。レベル1~10までだ。これは以前にも記載したとおり。

 

さらに、次元という概念も登場する。1次元:個人~10次元:太陽系まで、10次元にわたり各生命体が存在し、個人や組織を含めたその生命体が愛貨をやりとりするという具合だ。愛の行動のレベルや次元に基づいて、愛貨のやり取りが行われる仕組みである。このシステムは、個人や組織が自身の行動や貢献を評価し、それに基づいて愛貨をやり取りすることで、より良い社会や世界を築くための励みとなる。その時、仕訳科目を適切な科目に設定しておくと、あとで、行動分析や企業分析、評価制度に役立つということだ。それは簿記が企業の財務分析に役立つのと同じだ。仕訳科目を適切に設定することで、愛の行動の分析や評価に役立つデータを収集し、企業や個人の行動をより効果的に管理することができる。簿記が企業の財務分析に役立つように、愛記が愛の行動の分析や評価に役立つということだ。このような仕組みを通じて、社会全体の持続可能な発展に貢献することが期待される。

 

お金の財務分析では、売上高収益率や売上高人件費率など、売り上げという概念と利益という概念を分けて考える。同じように、愛記でも、愛の行動をしたという送信者側と、愛の行動を受け取ったという受信者側がいて、愛の行動をした割合に対して、どれほど相手が受け取ってもらえたかというような、愛貨受信率なる科目も重要と考える。これらの概念を愛記に取り入れることで、愛の行動の効果を客観的に分析し、評価することが可能になる。

 

また、お金の財務分析では、資産という考え方が重要であろう。機械、金融商品、自動車、パソコンなど、資産をどれほど保有しているのかが、企業の価値を高める。同様に、愛記の場合、愛記の資産というのは、相手が愛の行動をしてきて、自分が受け取った愛貨の額ということだ。相手からも愛の行動をされることもあるので、その際に愛貨を受け取るが、受け取ると資産に入る。

 

負債としては、市町村に申請した時の額がそのまま負債として記録される。そのため、愛記の資産と負債は、お金の負債に似たイメージになる。

 

費用とは、今期の目標値。申請額とは異なる目標値でOK. 申請額が30000愛貨だったとして、費用とは、10000愛貨を目標にし、相手に渡した額は収益になる。これで費用と収益がパッと見てわかる。これにより、費用と収益が明確に区別され、管理しやすくなる。

 

こんな愛記の決算書を作りたい。資産、費用、収益、負債、純資産、それぞれに相応しい科目を設定して、愛記の分析をしていきたい。どのような科目がかんがえられるか、やってみよう。愛記の決算書を作成する際に考えられる科目を以下に示す。これは一例であり、具体的なシステムや仕組みに応じて変更が必要である。また、愛記の特性に合わせて、新たな科目を追加したり、既存の科目を変更したりすることができる。

  1. 資産

    • 愛貨保有額:他から受け取った愛貨の総額
    • 未行動残高:未行動の愛貨残高(まだ相手に行動を要請していない分)
    • 行動済残高:行動した愛貨残高(相手に行動を要請して受け取った分)
  2. 費用

    • 行動目標額:今期の目標とする愛貨の額
    • 愛の行動費用:他に行動を要請した際に支払った愛貨の総額
  3. 収益

    • 受取額:相手から行動を受け取った愛貨の総額
  4. 負債

    • 未行動残高(負債):他から受け取ったが、まだ行動を要請していない愛貨の残高
    • 行動済残高(負債):他から受け取ったが、まだ行動を要請していない愛貨の残高
  5. 純資産

    • 未行動残高(純資産):未行動残高から未行動残高(負債)を差し引いた残高
    • 行動済残高(純資産):行動済残高から行動済残高(負債)を差し引いた残高

これらの科目を用いて、愛記の活動や資金の動向を分析することができる。また、必要に応じて科目を調整し、より適切な分析ができるようにすることが重要である。では、それぞれのより詳細な科目を考えてみよう。

収益の科目:

  1. 実行した行動によって得られた愛貨の額 (Love Tokens Earned through Actions):

    • これは個人または組織が直接行動を起こして得た愛貨の額を示す。収益として適切である。
  2. 目標達成による愛貨の獲得 (Love Tokens Received from Goal Achievements):

    • 目標達成によって得られた愛貨を収益として扱うのは、目標達成の成果を評価する上で重要な要素となる。
  3. 他者からの目標達成による愛貨の贈与 (Gift of Love Tokens from Others' Goal Achievements):

    • 他者の目標達成によって贈られた愛貨を収益として扱うことも、共同目標の達成を奨励する観点から理解できる。ただし、この科目を適切に実装するためには、贈与された愛貨の受け入れや利用に関する条件や制約を明確にする必要がある。

費用の科目:

  1. 行動目標値としての愛貨の額 (Love Tokens for Initial Action Goals):

    • 初期の行動目標に対する愛貨の投入は、費用として適切であろう。
  2. 未使用愛貨の減少 (Decrease in Unused Love Tokens):

    • 未使用の愛貨が減少する場合、これを費用として扱うのは妥当であろう。
  3. 他者への行動による愛貨の贈与 (Gift of Love Tokens to Others from Actions):

    • 他者への行動による愛貨の贈与は、善意や支援の行動を表すため、費用として適切であろう。
  4. 目標未達成による損失 (Loss from Unachieved Goals):

    • 自分が立てた目標未達成に伴う損失は、費用として記録するのが適切であろう。
  5. 他者への未実施行動による損失 (Loss from Unperformed Actions to Others):

    • 他者に対する未実施行動による損失も、費用として扱うのが適切であろう。

純資産の科目:

  1. 相手からもらった愛貨の変動 (Change in Received Love Tokens):

    • 相手からもらった愛貨の変動を記録するのは適切であろう。
  2. 未使用愛貨の変動 (Change in Unused Love Tokens):

    • 未使用愛貨の変動も記録するのは適切であろう。
  3. 市町村へ年始に申告した愛貨の変動 (Change in Declared Love Tokens to Municipality):

    • 市町村への愛貨の変動は、財務状況を反映するため、純資産として適切であろう。
  4. 目標達成による利益の変動 (Change in Profit from Goal Achievements):

    • 目標達成による利益の変動を記録するのは適切であろう。
  5. 行動による利益の変動 (Change in Profit from Actions):

    • 実行した行動による利益の変動も、純資産として考えられるが、より具体的な記録方法が必要かもしれない。

負債の科目:

  1. 未実施行動による債務 (Liabilities for Unperformed Actions):

    • 他者に約束したがまだ実施されていない行動に対する愛貨の債務は、負債として考えられる。
  2. 目標未達成による債務 (Liabilities for Unachieved Goals):

    • 他者への目標未達成に伴う愛貨の債務も、負債として考えられる。
  3. 未達成目標の債務 (Liabilities for Unachieved Goals):

    • これも他者への目標未達成に伴う愛貨の債務と同様に、負債として考えられる。
  4. 他者からの未実施行動による愛貨の債務 (Liabilities for Unperformed Actions from Others):

    • これも他者に対する未実施行動による愛貨の債務として、負債として考えられる。

資産の科目:

  1. 相手からもらった愛貨の額 (Received Love Tokens):

    • これは資産として適切であろう。相手からもらった愛貨の総額を表す。
  2. 未使用愛貨 (Unused Love Tokens):

    • 未使用愛貨は資産として適切であろう。まだ行動や目標達成に使われていない愛貨の残高を表す。
  3. 目標達成による利益 (Profit from Goal Achievements):

    • これは資産としては不適切であろう。目標達成によって得られた愛貨は、収益として記録するのが適切である。
  4. 行動による利益 (Profit from Actions):

    • 行動によって得られた愛貨の収益は、資産として適切であろう。
  5. 他者へ渡した愛貨の額 (Love Tokens Given to Others):

    • これは資産として不適切であろう。自分が他者に渡した愛貨は、負債として記録すべき。
  6. 行動による愛貨の投資 (Investment in Love Tokens for Actions):

    • 行動に対して投資した愛貨の額は、資産として適切であろう。

 

愛の行動レベルとの関係:

また、愛の行動レベルや次元と愛記の仕訳科目との関係について考えると、以下のような関連性が考えられる。

  1. 愛の行動レベルと仕訳科目の関係: 愛の行動レベルは、愛の行動の種類や質を表す指標である。これは、愛記の仕訳科目に影響を与える要素として考えることができる。例えば、高いレベルの愛の行動を行った場合、それに対応する報酬や費用の計上が行われる可能性がある。

  2. 次元と仕訳科目の関係: 次元は、個人や組織が存在する枠組みを表す。各次元には異なる目標や活動があり、それに応じて仕訳科目も異なる可能性がある。例えば、1次元の個人に関連する仕訳科目と、10次元の太陽系に関連する仕訳科目は異なるものになる。

  3. 仕訳科目の設定方法: 仕訳科目を設定する際には、愛の行動レベルや次元に基づいて、それぞれの行動や活動に対応する科目を創ることが重要である。例えば、高レベルの愛の行動に対応する報酬を計上するためには、それに対応した「愛貨受取科目」を設定するなど、具体的な関連付けが必要であろう。

このように、愛の行動レベルや次元を考慮しながら、仕訳科目を創ることで、愛記のシステムをより効果的に運用することが可能になる。このような場合、仕訳科目においては、愛の行動レベルと愛貨の額に対応する科目を適切に設定することが重要である。例えば、愛の行動レベルが高い場合には、「高レベル愛貨収入」といった科目を設けて、その行動に対応する愛貨の収益を計上することが考えられる。

 

その仕訳科目も、例えば、費用の科目でレベル1~10まで、収益の科目でレベル1~10までというように設定していくとなると、よけいにややこしいかもしれないが、わかりやすいかもしれないし、迷うところだ。確かに、レベルごとに仕訳科目を設定すると、理解しやすくなる一方で、管理が複雑になる可能性もある。一つのアプローチとしては、仕訳科目をシンプルにして、愛貨の量でレベルを表現することも考えられる。ただし、その場合は愛貨の量がどのようにレベルに対応するかを明確に定義する必要がある。どちらのアプローチも一長一短がありますので、プロジェクトの目的や複雑さに合わせて最適な方法を選択すると良いだろう。

 

どちらのアプローチがより良いかは、そのシステムを使用する人々やその目的によって異なる。シンプルなアプローチは理解しやすく、管理が比較的容易だが、詳細な分析やレポートを行う際には情報が欠落してしまう可能性がある。一方、レベルごとに仕訳科目を設定するアプローチは、より細かい情報を提供し、愛の行動の質やレベルをより正確に反映しますが、管理が複雑になる可能性がある。どちらのアプローチがより適しているかは、プロジェクトの目的や利用者のニーズ、管理の容易さなどを考慮して決定されるべきであろう。

 

次元との関係:

一方、次元は1次元~10次元までと仕訳科目を変えていくのはやめる。ややこしすぎるからだ。シンプルに考えると、各次元毎に各生命体がおり、その生命体がそれぞれ愛の行動を行う。1次元:個人なら個人での愛の行動を、3次元:会社なら、会社としての愛の行動を、と言う具合だ。それなら、3次元:会社という生命体もあれば、2次元:●●部という部署という生命体もあれば、2次元:△△チームという生命体もある。それらが同じ会社に所属する場合、決算書は3次元:会社という生命体の1つだけを公表すればいいということだ。

 

この考え方は理にかなっているだろう。各次元ごとに生命体が存在し、その生命体が愛の行動を行うという考え方は、分かりやすく実装できそうだ。決算書も、各次元ごとにまとめることで、報告や分析が簡単になる。このアプローチを採用することで、システム全体がより使いやすくなる。このように考えれば、各次元の各生命体がそれぞれに躍動していき、それを集計したモノが、3次元:会社という生命体の愛記の決算書として公表するということでいいだろう。

 

いかがであろうか、これがP/L,B/Sの月次決算評価についてであった。まだまだ必要な愛貨の動きをウオッチする科目(項目)があるだろうが、現段階では、上記のようなものを考えているということだ。