先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。
次元について
導入に際しては、各次元ごとを生命体として捉えることにし、それぞれの生命体を機能させるために、自分がやるべき事という視点で導入していけば良い。
・1次元:個人という生命体
・2次元:部署・チームという生命体
・3次元:会社という生命体
・4次元:業界・団体という生命体
・5次元:産業という生命体
・6次元:日本経済という生命体
・7次元:世界経済という生命体
・8次元:人類という生命体
・9次元:地球という生命体
・10次元:太陽系という生命体
これらの生命体を日々、思考・意識で捉えていき、機能しているかどうかを定期的にチェックしていくということを皆にやってもらうということだ。このような思考・意識の型を世界中に広め、世界の人々が”型”を競い合うようになると当方は思っている。何せ、世の中は、従来のサプライチェーンマネジメントという1:1という手法から、プラットフォームビジネスという1:∞という手法へと変わりつつあるのだから。ありとあらゆる分野で直接エンドユーザーと対峙するビジネスに変わりつつあるのだから。
SNSのような、一般ユーザーを直接相手にするビジネスをやってきたところは極わずかであり、ほとんどの企業は、特定の相手に対してのビジネスであったので、SNSなどの1:∞という意識が従業員に無いというのが、実態であろう。製造業にしても、建築土木にしても、化学や医学薬学にしても特定の相手へターゲットをしぼり、特定の相手へのビジネスが主流なのだ。これが、製造業にしても、建築土木にしても、化学や医学薬学にしても、世界中の一般の人々を巻き込むようなビジネスモデルに変わっていくということなのだ。
さて、話を戻すと、思考・意識の型で疑問になるのが、次元間の繋がりであろう。各次元は独立して考えれば良いのか、それとも繋がっていると考えれば良いのか?が疑問だろう。答えは、もちろん繋がっているということになる。具体的に見てみよう。
まずは、各次元を生命体として捉えるのは、ティール組織・ティール社会だからこそだ。そして、ティール組織と言えば、自己組織化という現象を多いに利用しているのであった。自己組織化という現象は、簡単に言うと、刺激が入ると、非線形系は部分的に自己組織化していくということだ。そして、その刺激がある頻度(1/f)になると創発現象を起こし次元上昇する。さらにまた次の次元での刺激がある頻度(1/F)になるとまた創発現象を起こし次元上昇する。これを繰り返す。消滅せずに生き残るかどうかの要は、DNAのような統一規則に則っているかどうかで判断され、則っていなければ消滅するし、則っていれば生き残るという選別がなされるのだ。
当方は各次元の生命体を人間として捉え、その臓器の役割だけでなく、器官系の役割も担うように12人の人で構成されるような組織を考えるという思考・意識の型を考えるということだ。
・第2次元:部署・チームという生命体
このように、各部位の役割を担ってもらえると、それぞれの役割に、波動レベルがまんべんなく付加されており、役割を担ってもらうだけで全体が1/fゆらぎとなるように設計しているのだ。それゆえ、役割を担い続けると組織は安定して、さらに次の次元へと創発が起きてくる。
・第3次元:会社という生命体
・第4次元:炭素繊維業界
ここで、創発が途絶える。自己組織化という現象が崩れるためだ。なぜなら各部位の役割をきちんと担っていないために、第4次元:業界・団体という生命体が崩れているためだ。
・第5次元:アパレル・ファッション産業協会
第4次元:業界・団体が崩れている故、第5次元:産業という生命体もまた、崩れてしまうということになる。それゆえ、しっかりと”創発”させるためにも、1次元、2次元、3次元と順番に思考・意識の型を積み上げていく必要があると言うことだ。当方では、10次元まで思考・意識の型を積み上げていって欲しいと思っている。世界中のビジネスマンの全員が思考・意識の10の型まで持ち合わせ、それぞれが技を出し合うという具合にビジネスが進むよう、プラットフォームを整備したいと考えている。
愛貨がやりとりされるようなブロックチェーンSNSの設計については、次元という考え方も盛り込んで、下記のような概念設計を考えている。所属の市町村に、自己申告制で生命体を申告していく。承認された次元の生命体にて愛の行動をしたり、受け取ったりできるという具合だ。
・氏名:石川太郎、在住:石川県加賀市、他はマイナンバーカードと紐付け
Total: 8000000愛貨を行動宣言
第10次元:太陽系を考える会 における”右足の役割”で参画(10回)
第9次元:地球を守ろう会 における”心臓の役割”で参画(20回)
第8次元:人類の進化を考える会 における”脊髄の役割”で参画(3回)
第7次元:世界経済(デフォルト)
第6次元:日本国(デフォルト)
第5次元:情報通信業(デフォルト)
第5次元:石川県を盛り上げる会 における”左足の役割”で参画(1回)
第4次元:情報サービス業(デフォルト)
第4次元:”ゆらぎ名:続・ティール組織研究会”における”左足の役割”で参画(3回)
第3次元:株式会社スマートバリュー における”左手の役割”で参画(2回)
第3次元:加賀市ブロックチェーン都市構想プロジェクト における”顔の役割”で参画(1回)
第2次元:技術営業部 における”左手の役割”で参画(1回)
第2次元:KYC認証チーム における”心臓の役割”で参画(1回)
第2次元:”ゆらぎ名:健康な生活をしよう!”における”脳”の役割で発足(3回)
第1次元:個人(1回)
このように、意図的に第9次元、第10次元、という高い次元で受け取ることを選択したとしよう。この結果がどのような意味をなすのか?ということが問題になる。単に、「私の行為を第9次元:地球という目線でうけとったのね?」と相手に思われるだけの意味合いなのか?それとも、もっと別な意味があるのか?そこが疑問になるところだろう。もちろん、評価項目に”偏りすぎない”という項目で次元の分散があるので、平均的にまんべんなく次元を散らしていくということは考えられる。その方が評価が高くなるからだ。とはいえ、第9次元、第10次元を選択して愛の行動を受け取るということにどんな意味があるのだろうか?
それは、第9次元、第10次元に負債を抱え込むことになるということだ。次に、自分が第9次元、第10次元での愛の行動をせねば愛貨は減らないということだ。安易に第10次元:太陽系で愛の行動を受け取ってしまった場合、次に第10次元:太陽系という視点に立った愛の行動を自分がせねばならないということだ。できるか?かなり難しいと言える。
結局は、次元というのも生命体だから、生命体が違うというのは人が違うというのと同じ。いろんな人がいろんな愛の行動をして、いろんな人が受け止めていくということ。だから、愛の行動をした人がいて、受け手はいろんな受け手がいても良いということだ。次元は同じだが違った生命体がいても良いということだ。同じ次元でも複数の生命体があり、それぞれで別人格なのだから、別々に受け取ることも出来るということだ。
下記に、生命体を各次元でもいくつも設定できるようにしたプログラムを示す。このプログラムでは、各生命体がそれぞれの次元でどのような役割を果たしているかを表現している。
class LifeForm:
def __init__(self, name, role, dimension, participation_count):
self.name = name
self.role = role
self.dimension = dimension
self.participation_count = participation_count
# 第10次元
dimension_10 = [
LifeForm("太陽系を考える会", "右足の役割", 10, 10)
]
# 第9次元
dimension_9 = [
LifeForm("地球を守ろう会", "心臓の役割", 9, 20)
]
# 第8次元
dimension_8 = [
LifeForm("人類の進化を考える会", "脊髄の役割", 8, 3)
]
# 第7次元
dimension_7 = [
LifeForm("世界経済", "デフォルト", 7, 0)
]
# 第6次元
dimension_6 = [
LifeForm("日本国", "デフォルト", 6, 0)
]
# 第5次元
dimension_5 = [
LifeForm("情報通信業", "デフォルト", 5, 0),
LifeForm("石川県を盛り上げる会", "左足の役割", 5, 1)
]
# 第4次元
dimension_4 = [
LifeForm("情報サービス業", "デフォルト", 4, 0),
LifeForm("ゆらぎ名:続・ティール組織研究会", "左足の役割", 4, 3)
]
# 第3次元
dimension_3 = [
LifeForm("株式会社スマートバリュー", "左手の役割", 3, 2),
LifeForm("加賀市ブロックチェーン都市構想プロジェクト", "顔の役割", 3, 1)
]
# 第2次元
dimension_2 = [
LifeForm("技術営業部", "左手の役割", 2, 1),
LifeForm("KYC認証チーム", "心臓の役割", 2, 1),
LifeForm("ゆらぎ名:健康な生活をしよう!", "脳の役割", 2, 3)
]
# 第1次元
dimension_1 = [
LifeForm("個人", "", 1, 1)
]
# 生命体リスト
life_forms = dimension_10 + dimension_9 + dimension_8 + dimension_7 + dimension_6 + dimension_5 + dimension_4 + dimension_3 + dimension_2 + dimension_1
# 各次元の生命体を表示
for dimension in range(1, 11):
print(f"第{dimension}次元:")
dimension_life_forms = [life_form for life_form in life_forms if life_form.dimension == dimension]
for life_form in dimension_life_forms:
print(f"{life_form.name} における {life_form.role} で参画({life_form.participation_count}回)")
print()
このプログラムでは、各次元ごとに生命体を定義し、その生命体の名前、役割、次元、参画回数を表示している。
同じ次元どおしでしか愛貨は受け取れない場合:
悩ましいのが、愛貨は同じ次元でしか受け取れないのか、それとも、送信者が送ってきた次元とは異なる次元で受信者が受け取ることができるようにするのか、どちらが良いのであろうか?
まずは、同じ次元でしか受け取れない場合の、ある市町村のブロックチェーンのプログラムをやってみると、下記のようになる。
from datetime import datetime
from hashlib import sha256
import random
import hashlib
# 愛貨の種類
TOKEN_TYPES = {
1: "AIR(Root)",
2: "AIS(Sacral)",
3: "AIP(Solar Plexus)",
4: "AIH(Heart)",
5: "AIT(Throat)",
6: "AII(Third Eye)",
7: "AIC(Crown)",
8: "AIU(Universal)",
9: "AIE(Earth Star)",
10: "AIM(Solar Matrix)"
}
class Transaction:
def __init__(self, sender, receiver, location, love_action_level, action_content, encrypted_data=None):
self.transaction_id = hashlib.sha256(str(random.getrandbits(256)).encode()).hexdigest()
self.sender = sender
self.receiver = receiver
self.timestamp = str(datetime.now())
self.location = location
self.love_action_level = love_action_level
self.action_content = action_content
self.approval_target = None # DPoSによる承認者
self.zero_knowledge_proof = None
self.encrypted_data = encrypted_data # 暗号化されたデータ
self.sender_dimension = None # 送信者の次元
self.receiver_dimension = None # 受信者の次元
def generate_proof_of_place(self):
# PoPを模擬: 位置情報を使用してPoPを生成
return f"トランザクション {self.transaction_id} の位置情報のPoPが生成されました: {self.location}"
def generate_proof_of_history(self):
# PoHを模擬: タイムスタンプを使用してPoHを生成
return f"トランザクション {self.transaction_id} の履歴のPoHが生成されました: {self.timestamp}"
def generate_zero_knowledge_proof(self):
# ゼロ知識証明を生成
n, g, lam = generate_key()
m = random.randint(1, n - 1)
c = encrypt(m, n, g)
proof = generate_zero_knowledge_proof(n, g, lam, m, c)
self.zero_knowledge_proof = proof
def transfer_token(self, sender_level, receiver_level):
if sender_level == receiver_level:
# 送信者と受信者が同じ愛貨のレベルである場合
token_type = TOKEN_TYPES[sender_level]
print(f"Token transfer: {token_type} token transferred from sender to receiver.")
else:
# 送信者と受信者の愛貨のレベルが異なる場合
print("Token transfer failed: Sender and receiver have different love action levels.")
def decrypt_data(self, private_key):
# データを復号化する
decrypted_data = decrypt(self.encrypted_data, private_key)
return decrypted_data
class DPoS:
def __init__(self, municipalities):
self.municipalities = municipalities
self.approved_representative = None
def elect_representative(self):
# DPoSを模倣: 代表者をランダムに選出
self.approved_representative = random.choice(self.municipalities)
return f"{self.approved_representative} が代表者に選出されました"
def approve_transaction(self, transaction):
# DPoSによる承認を模倣
transaction.approval_target = self.approved_representative
return f"{self.approved_representative} によってトランザクション {transaction.transaction_id} が承認されました"
class Block:
def __init__(self, index, previous_hash, timestamp, data, proof_of_place, proof_of_history, zero_knowledge_proof):
self.index = index
self.previous_hash = previous_hash
self.timestamp = timestamp
self.data = data
self.proof_of_place = proof_of_place
self.proof_of_history = proof_of_history
self.zero_knowledge_proof = zero_knowledge_proof
self.hash = self.calculate_hash()
def calculate_hash(self):
hash_data = (
str(self.index) +
str(self.previous_hash) +
str(self.timestamp) +
str(self.data) +
str(self.proof_of_place) +
str(self.proof_of_history) +
str(self.zero_knowledge_proof)
)
return sha256(hash_data.encode()).hexdigest()
class Blockchain:
def __init__(self):
self.chain = [self.create_genesis_block()]
def create_genesis_block(self):
return Block(0, "0", datetime.now(), "Genesis Block", "Proof of Place", "Proof of History", "Zero Knowledge Proof")
def get_latest_block(self):
return self.chain[-1]
def add_block(self, transaction):
index = len(self.chain)
previous_block = self.get_latest_block()
new_block = Block(index, previous_block.hash, datetime.now(), transaction, transaction.generate_proof_of_place(), transaction.generate_proof_of_history(), transaction.zero_knowledge_proof)
self.chain.append(new_block)
def generate_key():
p = 499 # 素数 p
q = 547 # 素数 q
n = p * q # n
lam = (p-1)*(q-1) # ラムダ関数
g = 2 # 生成元
return (n, g, lam)
def encrypt(m, n, g):
r = random.randint(1, n-1) # ランダムな blinding factor
c = (pow(g, m, n**2) * pow(r, n, n**2)) % (n**2) # Paillier 暗号の暗号化
return c
def decrypt(c, private_key):
n, g, _ = private_key
phi_n = (n - 1) // 2
m = ((pow(c, phi_n, n**2) - 1) // n) * g % n
return m
# ユーザーのリスト
users = {
"A": {"municipality": "加賀市", "location": "Location1", "love_action_level": 8, "action_content": "Action Content A", "dimension": 2},
"B": {"municipality": "加賀市", "location": "Location2", "love_action_level": 6, "action_content": "Action Content B", "dimension": 2},
"C": {"municipality": "加賀市", "location": "Location3", "love_action_level": 3, "action_content": "Action Content C", "dimension": 3},
"D": {"municipality": "加賀市", "location": "Location4", "love_action_level": 10, "action_content": "Action Content D", "dimension": 3}
}
# トランザクションの作成とブロックチェーンへの追加
blockchain = Blockchain()
for sender_name, sender_data in users.items():
for receiver_name, receiver_data in users.items():
if sender_name != receiver_name and sender_data["dimension"] == receiver_data["dimension"]:
transaction = Transaction(sender_name, receiver_name, sender_data["location"], sender_data["love_action_level"], sender_data["action_content"])
transaction.sender_dimension = sender_data["dimension"]
transaction.receiver_dimension = receiver_data["dimension"]
blockchain.add_block(transaction)
# 結果の表示
latest_block = blockchain.get_latest_block()
print(f"Latest Block #{latest_block.index} - Hash: {latest_block.hash}")
異なる次元でも愛貨は受け取れる場合:
異なる次元で受け取れる場合と同じ次元で受け取れる場合のそれぞれのメリットとデメリットを10個ずつ挙げてみよう。
異なる次元で受け取れる場合のメリット:
- 柔軟性: 受け手が自分の次元を変更して受け取ることで、システムがより柔軟に対応できる。
- 適応性: 異なる次元の受け手にも愛貨を送ることができ、システム全体の適応性が向上する。
- 普遍性: 次元の違いを超えて愛貨を送受信できるため、普遍性が高まる。
- 相互理解: 異なる次元の受け手が愛貨を受け取ることで、相互理解が促進される可能性がある。
- 多様性: 異なる次元での受け取りが可能なことで、さまざまな次元の人々が参加しやすくなる。
- 拡張性: システムが異なる次元に対応できるため、将来的な拡張が容易になる。
- 創造性: 次元の違いから新たなアイデアやコンセプトが生まれる可能性がある。
- 包括性: 全ての次元がシステムに参加できるため、包括的な参加が促進される。
- エンゲージメント: 異なる次元での参加が可能なことで、参加者のエンゲージメントが向上する。
- 進化: システム全体が異なる次元間で進化し、より複雑な形態を取る可能性がある。
異なる次元で受け取れない場合のデメリット:
- 制約: 受け手は送信者と同じ次元でなければならず、柔軟性に制約が生じる。
- 選択肢の制限: 次元の制約により、受け手の選択肢が制限される可能性がある。
- 理解の困難さ: 次元の違いが理解しづらく、参加者間での誤解が生じる可能性がある。
- 分断: 次元ごとに分かれてしまい、コミュニケーションや連携が困難になる可能性がある。
- アクセスの不均衡: 次元によってはアクセスできない人々が生じ、不均衡が生まれる可能性がある。
- 発展の阻害: 次元の制約が発展を阻害し、新しいアイデアやコンセプトの出現を妨げる可能性がある。
- 差別: 次元ごとに優越性が生まれ、差別や排他的な行動が発生する可能性がある。
- コミュニティの分断: 同じ次元での受け取りが必要なため、コミュニティが分断される可能性がある。
- 成長の停滞: 次元の制約が創造性や成長を停滞させる可能性がある。
- 対話の不足: 異なる次元間での対話や協力が不足し、新たな発見や学びが制限される可能性がある。
異なる次元で受け取れる場合のデメリット:
- 混乱: 異なる次元での受け取りが可能な場合、システム全体が混乱しやすくなる可能性がある。特定の次元からの送愛貨かどうかを判断する必要があるため、トランザクションの管理が複雑化する可能性がある。
- 不公平感: 特定の次元での送愛貨が許可される場合、他の次元の参加者は不公平を感じる可能性がある。特定の次元に偏った取引が行われる可能性があり、その結果、コミュニティ全体の信頼性が低下する可能性がある。
- 誤解: 異なる次元での受け取りが可能な場合、送信者と受信者の間で誤解が生じる可能性がある。送信者が特定の次元からの送金を意図していない場合でも、誤って受け取る可能性がある。
- システムの複雑化: 異なる次元での受け取りが可能な場合、システム全体の設計や実装が複雑化する可能性がある。特定の次元での取引のみを許可するための追加の制御措置が必要になるかもしれない。
- セキュリティリスク: 異なる次元での受け取りが可能な場合、セキュリティリスクが増加する可能性がある。特定の次元への不正アクセスや悪意のあるトランザクションが発生する可能性がある。
- 価値の不均衡: 異なる次元での受け取りが可能な場合、特定の次元での取引が増加し、他の次元の価値が低下する可能性がある。これにより、システム全体の価値が不均衡になる可能性がある。
- 法的問題: 異なる次元での受け取りが可能な場合、法的な問題が発生する可能性がある。特定の次元への取引が法的に制限されている場合、法的なリスクが生じる可能性がある。
- 運用の複雑化: 異なる次元での受け取りが可能な場合、システムの運用が複雑化する可能性がある。特定の次元への取引を管理するための追加のプロセスや手順が必要になるかもしれない。
- ユーザーの混乱: 異なる次元での受け取りが可能な場合、ユーザーが混乱する可能性がある。特定の次元での取引がどのように処理されるかを理解することが難しくなるかもしれない。
- システムの不安定性: 異なる次元での受け取りが可能な場合、システム全体が不安定になる可能性がある。特定の次元での取引が増加し、システムの負荷が増大する可能性がある。
これらのデメリットを考慮して、システム設計や運用方針を検討することが重要であろう。
次元ごとに分かれてしまい、コミュニケーションや連携が困難になる可能性があるというが、10次元は宇宙であり、2次元は組織であるとすると、宇宙と組織が交わり合う?どうやって?と疑問に思うだろう。ただし、10次元が宇宙を表し、2次元が組織を表す場合、それらの次元が交わり合う方法は、例えば以下のようなアプローチが考えられる。
-
共通の目的や価値観の確立: 異なる次元の間で共通の目的や価値観を確立することで、異なる次元間の交流を促進することができる。例えば、宇宙を象徴する10次元と組織を象徴する2次元が共通の目標を持ち、そのための取り組みを行うことで交わり合うことができる。
-
情報やリソースの共有: 異なる次元間での情報やリソースの共有を通じて、交流を促進することができる。例えば、宇宙を象徴する10次元から得られる知識や技術を組織を象徴する2次元に活用することで、双方の次元が交わり合うことができる。
-
コミュニケーションの促進: 異なる次元間でのコミュニケーションを促進することで、交流を深めることができる。例えば、宇宙を象徴する10次元と組織を象徴する2次元の間で定期的な会議や交流イベントを行うことで、交わり合う機会を増やすことができる。
-
共通のプラットフォームの構築: 異なる次元間で共通のプラットフォームを構築することで、交流を容易にすることができる。例えば、宇宙を象徴する10次元と組織を象徴する2次元が共通の情報システムを利用することで、交流を促進することができる。
これらのアプローチを組み合わせることで、異なる次元間の交流を促進し、宇宙と組織が交わり合う可能性を高めることができる。そんな多種多様な次元の人々が参加する会議は面白い。未来はそんな風になればいい。いままでは同じ次元どうしのみなので、2次元の組織なら2次元の組織の人のみで会議。だから3次元の会社という目線は生まれない。3次元の会社という立場の人は、2次元の組織の会議に入らないということになる。こう考えると、やはり、次元関係なく、受け手はどの次元でも受け取れる方が良いのか?それが現実的でシンプルな方法かもしれない。受け手がどの次元でも愛貨を受け取れるようにすることで、より柔軟なシステムが実現できる。
一方で、こんな考え方もある。人間は多重人格だと考えよう。そうすると、ある人は10次元:宇宙から2次元:組織まであらゆる次元の目線になりえる人だとしよう。そんな人間が集まる会議には、目的を定め、方向性を導き出す必要がある。その際に、バラバラの次元、つまりはバラバラの目線が存在したら収集つかない状態にならないのか?それよりも、同じ2次元で目線を合わせて会議をしてね!というようにして、どの次元でも対応できるのだが、参加者は2次元の自分として参加するということだ。これは理論的に矛盾あるのだろうか?
いや、理論的には矛盾はない。人間が多重人格であり、異なる次元の視点を持つことができると考えることは可能であろう。異なる次元の視点を持つことが難しい場合や、混乱を招く可能性がある場合は、同じ次元で目線を合わせることが適切かもしれない。重要なのは、目的や状況に応じて柔軟に対応することで、効果的なコミュニケーションや意思決定ができることである。
同じ次元でしか愛貨を受け取れないというルールは、シンプルで理解しやすく、実装も比較的容易である。このルールによって、異なる次元での混乱や誤解を避けることができ、システム全体の安定性を高めることができる。ただし、異なる次元での愛貨の受け取りを許可することで、より多様なコミュニケーションや交流が生まれる可能性もある。このような側面も考慮しながら、システムの設計や目的に合わせてルールを検討すると良い。
以下に、次元が異なっても愛貨は受け取れる場合のプログラムを記載したい。送信者が愛の行動レベル、次元、行動内容、などを記録したトランザクションをメインチェーンに送り、後日、受け取り者が受け取る際に、同じ愛の行動レベル、違う次元、行動内容、などを記録してトランザクションに送り、承認されれば愛貨の移動が実現するというもの。そのようなシステムを実現するために、トランザクションの送信者と受信者の次元情報が異なっている場合でも、愛貨の移動が可能となるように修正する。送信者がトランザクションを作成し、受信者が受け取りのトランザクションを作成する仕組みを実装する。以下に修正したプログラムを示す。
from datetime import datetime
from hashlib import sha256
import random
import hashlib
# 愛貨の種類
TOKEN_TYPES = {
1: "AIR(Root)",
2: "AIS(Sacral)",
3: "AIP(Solar Plexus)",
4: "AIH(Heart)",
5: "AIT(Throat)",
6: "AII(Third Eye)",
7: "AIC(Crown)",
8: "AIU(Universal)",
9: "AIE(Earth Star)",
10: "AIM(Solar Matrix)"
}
class Transaction:
def __init__(self, sender, receiver, location, love_action_level, action_content, encrypted_data=None):
self.transaction_id = hashlib.sha256(str(random.getrandbits(256)).encode()).hexdigest()
self.sender = sender
self.receiver = receiver
self.timestamp = str(datetime.now())
self.location = location
self.love_action_level = love_action_level
self.action_content = action_content
self.approval_target = None # DPoSによる承認者
self.zero_knowledge_proof = None
self.encrypted_data = encrypted_data # 暗号化されたデータ
self.sender_dimension = None # 送信者の次元
self.receiver_dimension = None # 受信者の次元
def generate_proof_of_place(self):
# PoPを模擬: 位置情報を使用してPoPを生成
return f"トランザクション {self.transaction_id} の位置情報のPoPが生成されました: {self.location}"
def generate_proof_of_history(self):
# PoHを模擬: タイムスタンプを使用してPoHを生成
return f"トランザクション {self.transaction_id} の履歴のPoHが生成されました: {self.timestamp}"
def generate_zero_knowledge_proof(self):
# ゼロ知識証明を生成
n, g, lam = generate_key()
m = random.randint(1, n - 1)
c = encrypt(m, n, g)
proof = generate_zero_knowledge_proof(n, g, lam, m, c)
self.zero_knowledge_proof = proof
def transfer_token(self, sender_dimension, receiver_dimension):
if sender_dimension == receiver_dimension:
token_type = TOKEN_TYPES[self.love_action_level]
print(f"Token transfer: {token_type} token transferred from sender to receiver.")
else:
print("Token transfer failed: Sender and receiver have different dimensions.")
def decrypt_data(self, private_key):
# データを復号化する
decrypted_data = decrypt(self.encrypted_data, private_key)
return decrypted_data
class DPoS:
def __init__(self, municipalities):
self.municipalities = municipalities
self.approved_representative = None
def elect_representative(self):
# DPoSを模倣: 代表者をランダムに選出
self.approved_representative = random.choice(self.municipalities)
return f"{self.approved_representative} が代表者に選出されました"
def approve_transaction(self, transaction):
# DPoSによる承認を模倣
transaction.approval_target = self.approved_representative
return f"{self.approved_representative} によってトランザクション {transaction.transaction_id} が承認されました"
class Block:
def __init__(self, index, previous_hash, timestamp, data, proof_of_place, proof_of_history, zero_knowledge_proof):
self.index = index
self.previous_hash = previous_hash
self.timestamp = timestamp
self.data = data
self.proof_of_place = proof_of_place
self.proof_of_history = proof_of_history
self.zero_knowledge_proof = zero_knowledge_proof
self.hash = self.calculate_hash()
def calculate_hash(self):
hash_data = (
str(self.index) +
str(self.previous_hash) +
str(self.timestamp) +
str(self.data) +
str(self.proof_of_place) +
str(self.proof_of_history) +
str(self.zero_knowledge_proof)
)
return sha256(hash_data.encode()).hexdigest()
class Blockchain:
def __init__(self):
self.chain = [self.create_genesis_block()]
def create_genesis_block(self):
return Block(0, "0", datetime.now(), "Genesis Block", "Proof of Place", "Proof of History", "Zero Knowledge Proof")
def get_latest_block(self):
return self.chain[-1]
def add_block(self, transaction):
index = len(self.chain)
previous_block = self.get_latest_block()
new_block = Block(index, previous_block.hash, datetime.now(), transaction, transaction.generate_proof_of_place(), transaction.generate_proof_of_history(), transaction.zero_knowledge_proof)
self.chain.append(new_block)
def generate_key():
p = 499 # 素数 p
q = 547 # 素数 q
n = p * q # n
lam = (p-1)*(q-1) # ラムダ関数
g = 2 # 生成元
return (n, g, lam)
def encrypt(m, n, g):
r = random.randint(1, n-1) # ランダムな blinding factor
c = (pow(g, m, n**2) * pow(r, n, n**2)) % (n**2) # Paillier 暗号の暗号化
return c
def decrypt(c, private_key):
n, g, _ = private_key
phi_n = (n - 1) // 2
m = ((pow(c, phi_n, n**2) - 1) // n) * g % n
return m
# ユーザーのリスト
users = {
"A": {"municipality": "加賀市", "location": "Location1", "love_action_level": 8, "action_content": "Action Content A", "dimension": 2, "receiver_dimension": 4},
"B": {"municipality": "加賀市", "location": "Location2", "love_action_level": 6, "action_content": "Action Content B", "dimension": 2, "receiver_dimension": 3},
"C": {"municipality": "加賀市", "location": "Location3", "love_action_level": 3, "action_content": "Action Content C", "dimension": 3, "receiver_dimension": 4},
"D": {"municipality": "加賀市", "location": "Location4", "love_action_level": 10, "action_content": "Action Content D", "dimension": 3, "receiver_dimension": 2}
}
# トランザクションの作成とブロックチェーンへの追加
blockchain = Blockchain()
for sender_name, sender_data in users.items():
for receiver_name, receiver_data in users.items():
if sender_name != receiver_name:
transaction = Transaction(sender_name, receiver_name, sender_data["location"], sender_data["love_action_level"], sender_data["action_content"])
transaction.sender_dimension = sender_data["dimension"]
transaction.receiver_dimension = receiver_data["dimension"]
transaction.transfer_token(transaction.sender_dimension, transaction.receiver_dimension)
blockchain.add_block(transaction)
# 結果の表示
latest_block = blockchain.get_latest_block()
print(f"Latest Block #{latest_block.index} - Hash: {latest_block.hash}")
いかがであろうか、このような概念設計が、次元を設計する上では必要になってくるのだろう。次元は重要な概念である。次元ごとにいくつもの生命体があって良いのだ。それを聖徳太子のように、頭の中で多重人格者のごとく、その生命体として生きていくということだ。異なる次元でも受け取れるのか、そうで無いのか、これは重要な分岐点だ。ここをどう考えて行くのか、今後の設計が大きな分かれ道となるということだ。