愛記システム概念設計:個人のレベル | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。

個人のレベル

先に、結局は自分が今どのレベルに居るのか?ということが分からないと、どのレベルの行動を重点的にしていけば良いのかが分からなくなると記載した。これが”愛”とは良く分からない崇高なモノとして見られてしまう原因なのであろう。そう、自分の今のレベルが分かれば、そのレベルと同じかもしくは1つ上のレベルの行動を重点的にしていけば良いだけなのだ。

 

では、その個人のレベルは何に起因しているのか?というと、以前から記載しているように前世からのカルマというものであろう。人間というのは肉体に魂が入り込んでいる。その魂側の話でいうと、何百回、何千回と転生を続けて魂の成長を図っている。生命体ということは、生きているのであり、自ら動くのであり、意識や意志もあるのだ。この意識や意志というのは肉体側が行うのか?というとそうでは無い。あくまで魂側が行うことであり、その意識や意志を決定し、肉体側に伝えて行動しているという具合だ。だから、魂側のカルマというのが大きく肉体側にも影響し、今世の発達課題になり、日常の行動に多大なる影響を及ぼすということだ。

 

では、カルマの解消とは何か?ということをまとめておくと、下記のように、発達段階とリンクしている。理由は、今世の課題こそが発達課題とよばれる9段ある課題だ。これを全部クリアすれば、”悟り”とわれる無我の境地にいける。いわゆる、神に近い存在になれるというわけだ。しかし、ほぼすべての人がこれを今世のうちに9段すべてクリアできる人はいない。必ず、どこかでクリアできずに詰まってしまい、そのまま死んでしまうのだ。それが、また来世!と強い怨念となり、来世に持ち越し、また来世でもクリアできなければ、さらに来世と代々続いていくのである。これが”カルマ”の正体である。

・第1段: 生存

過去世で生きる事すら脅かされる環境におり、まずは生きたい!死んでなるものか!という強い欲求となるのが、この第1段だ。

 

・第2段: 自立

周りから放置され、存在自体を認めてもらえにくい環境におり、自分で立たねば、生きていけない、人を当てにしていても誰も助けてくれない!と強く恨むことで、生きる原動力に変えているのが、この第2段だ。

 

・第3段: 自律

周りから今度は過干渉されすぎ、自分の思うとおりに何ひとつやらせてもらえず、やれば怒られる、という環境におり、自分の意志を出したい!どうしても自分で決めて前に進みたい!という強い欲求が芽生えるのが、この第3段だ。

 

・第4段: 勤勉性

勉強せねばならない、勤勉にあらねばならない、優秀であらねばならない、などを強要されてきた環境で、それに応えることができずに、自分はダメだと劣等感を抱え込んできた環境におり、どうしても自分は優秀になりたい!と強くおもうのが、この第4段だ。

 

・第5段: 自我確立

周りは、やりたいことをやって欲求を満たしているが、自分はいったい何がやりたいのか?自分とは何なのか、どこに向かっていけばいいのか?などを自問自答するも、決して答えが出せずにいた環境におり、どうしても答えが欲しいと、必死でもがくのが、この第5段だ。

 

・第6段: 家族

家族を持ってこそ幸せであり、子宝に恵まれ、幸せな家庭を築いていくという人間の不変な幸せの定義を、達成できずにいる人にとって、その思いは強い。どうして自分は家族が持てないのか?家族ってなんだ?という自問自答を繰り返すことになる。これが、第6段だ。

 

・第7段: 伝承

自分のスキルを部下へ渡すなど、伝承していくことに、抵抗する人も多い。奪われる感覚になるのであろう。決してそうではないのに、奪われる!と思うから、渡さない!ということになってしまうのだ。これが、第7段だ。

 

・第8段: 統合

いろんな人がいる、いろんなモノがある、ありとあらゆる万物を受けいれ、考えの違いも受け入れ、男性と女性の統合もしていくことが難しい人もいる。そういう場合、違うことに苦しむことになる。違って当たり前なのに。これが、第8段だ。

 

・第9段: 老年的超越

もはや体の自由も利かない、死と直面しながら苦痛な日々を送るのか、それともその死すら乗り越えて生きていることの感謝の気持ちで日々を過ごすのか、この違いは極めて大きい。日々を苦痛を感じながら生きることほど苦しいことはない。もう死にたいと思ってしまう。しかし、その死すら超越することができれば、つまり肉体を超越することが出来れば、魂の領域に到達し、自由に意識を移動させたり、旅したりすることもできるのかもしれない。これが、老年的超越という第9段だ。

 

このどこかの段階で詰まっているかは人によって違う。しかし、この詰まりはカルマとなり、過去世から続く、怨念のように、どうしても今世でクリアしたい!という目標となるのだ。これこそがエネルギーの原動力なのであり、最大のモチベーションなのである。そして、生涯不変の目標となるのだ。だからこそ、この目標を設定すると、どんな目標よりも実現のためにエネルギーを注げるのであり、目標に向かって進めるのである。逆に、違う目標を設定すると、いずれどこかで、なんだか違うなあ。。と進むのを辞めてしまうのである。これが、目標設定の本当の意味なのであり、これを理解していない人がとても多い。理解出来れば、何を目指していけばいいのか直ぐにわかるし、エネルギーを注げるのに。。

 

これも以前に何度も記載したが、では自分のカルマを知る方法は無いのか?と思うだろう。それには、アカシックリーディングをしてもらい知る、過去世退行で知る、算命学で簡易的に知る、というような幾つかの方法がある。下記に、算命学で簡易的に知る方法を記載しておく。

 

Aさん 1981年1月22日生

・個性:”死”

・本質グループ:金(陽)

・生涯レール:水(陰)

・老年レール:木(陽)

 

Aさんの生涯リズムを見る限り、

発達課題第1段→ クリア

発達課題第2段→ クリア

発達課題第3段→ クリア

発達課題第4段→ クリア

発達課題第5段→ ×

発達課題第6段→ ×

発達課題第7段→ クリア

発達課題第8段→ クリア?

というのが見える。つまり、発達課題第5段のところでエネルギーが足りず、発達課題第5段がクリア出来ず、大人になってもずっとこの発達課題第5段を引きずっていく可能性がある。

 

このような場合、Aさんのカルマは第5段になる。特に強く”自我確立”という第5段のカルマが重くのしかかる。Aさんは、本当にやりたいことがあるのに、それを我慢して生きている人のような気がする。特に若い世代はリスクに対して必要以上に臆病にならずに、本当にやりたいことがあればやってみればいいのだが、やらない。このような我慢をすることが実は自我確立を阻む要因となる。ダメでも命までは取られない。若い頃は、この先自分はどうなっていくんだろう、などと悩んでいても頑張ってやってみたらできるし、行動する過程で好きなことや得意なことや苦手なことを判断する軸が見えてくるものである。よって、とりあえずやってみることを勧める。

 

 

さて、このような方の場合、発達課題第5段とリンクする愛の行動レベル5の行動を重点的にやっていくことで、発達課題第5段を解消しよう!と努めることと同じになる。

結局は、上記のように三位一体波動理論により説明できるし、ケンウィルバーのインテグラル理論でも説明できるのだが、発達課題第5段をクリアしたいのであれば、同じ波動レベルである第5チャクラを開くということもしていかねばならないし、”愛の行動レベル5”をクリアしていかねばならないということだ。下記がまだ科目としては不十分かもしれないが、現時点での愛の行動レベル5の科目だ。これらをやり続けることで、発達課題第5段の解消を図る!というのが、Aさんの生涯目標となるのであろう。だから、下記の行動を重点的にやり続けることとなる。

 

日々の行動を客観視できればありがたい。何せ、自分がどのレベルにいるのかが、自分ではわからないことが多い。だから、愛の行動をしたとして、相手が受け取ってくれるかどうかが、本当の愛の行動かどうかの分かれ目となる。いくら一方的に自分が愛の行動レベル5をやるぞ!と言って、一方的に相手に愛貨を送りつけても、相手は受け取らないだろう。だから、相手が受け取ってくれるというのが一つの指標となる。このような自己分析ツールが必要なのだ!このような自己分析ツールがあれば、自分の今の状態はどうなんだ?というのを客観視できるからだ。

 

これを概念設計するならば、どうすれば良いか?結局は、自分が今どのレベルに居るのか?ということが分からないと、どのレベルの行動を重点的にしていけば良いのかが分からなくなるということだ。これが”愛”とは良く分からない崇高なモノとして見られてしまう原因なのであろう。そう、自分の今のレベルが分かれば、そのレベルと同じかもしくは1つ上のレベルの行動を重点的にしていけば良いだけなのだ。これを分析できるツールをDApps側で用意をしたい。

 

 

いかがであろうか、これが自己分析ツールの概要だ。このような自己分析ツールは極めて重要である。自分の状態を客観的に知ることが出来るというのは貴重であるのだから。