なかなか心に刺さるセンテンスが
たくさんある本でした!
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オススメ度…★★★★
響いた内容…
・成功を思い浮かべ、ポジションなイメージを持ちながら準備をするのは大切なこと。「こう成功したい」「こうやればうまくいく」と、将来の自分を想像しながら行う準備は楽しいもの。大事なことは「最悪の事態を想定しておくこと」
・準備の3つの段階
①やりたいことを具現化するための準備
②やりたいことがやれないときにどうリカバリーするのかの準備
③リカバリーをすることで、ポジティブな成果をもたらしための準備
・戦い方のビジョンを共有することができれば、選手一人ひとりがバラバラになることもない。その意味でリーダーの仕事は「こう戦うんだ」というビジョンを提示し一緒に働く仲間と共有すること。
・戦術と戦略。イメージとしては、目的を達成するために、まず戦略という大きな枠組みを作り、そのために何をすべきか、という戦術を用いる。
・やりたいけど、できない。そこで、やりたいことをするためには、どうすればいいのかを考えることが仕事。そのために、本を読んだり、情報を集めたり、ヒントをくれそう人を見つけたり、上司に相談したり…やれることはたくさんある。
・「自分が言ったこと=相手が理解したこと」と思わず、大事なことは言葉や表現を変えて、繰り返し伝えていくしかない。そう思っていないと「なんであの人は、自分が言ったことを理解してくれないんだ」とストレスが溜まるだけ。
・枠にはめず、核にする…「枠」で考えると、無意識のうちに枠から飛び出さないことを考える。判断基準としての枠はあっていいが、発展するためには枠ではなく、核を作ることで組織としての伸びしろがあり、成長する。
・組織を作る上で大切なのが、中心となる核をみんなが理解すること。
・担がれた上がったポストから引くときは、自分の役割が終わったとき。他の人に引きずり降ろされるのではなく、自分から退く。そういう認識ぐ必要。
・原点に帰るためにも、コンセプトが必要。レノファ山口で言えば「情熱的、戦術的をサッカーをしよう」というコンセプトがある。
・私は選手に「これぐらいでいいだろうという基準ではなく、本当にこれでいいのか?という基準を持ちなさい」と言っている。
・「言い訳するな!」と言われても、人間なのでしたくなることもあります。言い訳をした上で、「じゃあ、どうすればよかったんだろう」と考えるのが冷静な分析です。
・良い結果を出したければ、良いプロセスを経ること。良い準備をすること。そこに100%の力を注ぐことが、勝つための方法だ。
・ジャイアントキリングを起こすために必要なのは、圧倒的な準備と勇気です。何も考えず、準備もせずに「とりあえず行っちゃえ」というのは勇気ではなく無謀。チャレンジをするには勇気と覚悟が必要で、根底にあるのは本当に勝ちたい、結果を出したいと思えるかどうか。
・勇気を奮い起こしてチャレンジするには、その行為を呼ばせないだけの緻密で周到な「準備」が何より大切だと思う。