どうもー コウジロウです!

 

 

 

すき間風の原因①~③は、直せる範囲のお話しでした。今回の原因④サッシ枠変形最強、ラスボス登場みたいなもんです。直すことは出来ません。ではご説明に参りま~す。

 

 

 

<すき間風の原因>

※青文字はリンク先へいけます

 

 

① フレーム傾き

② 窓のカギの緩み

③ 気密ゴム劣化

④ サッシ枠変形

 

 

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サッシ枠とは、窓ガラスの周りにある枠のこと。窓ガラスは左右に動きますが、サッシ枠はその一部が建物に埋まっているので、動きません

 

 

 

 

 

 

 

実際の画像はこちら。窓ガラスの周りというのがここです。

 

 

 

 

サッシ枠の一部が建物に埋まっているというのは、実は大変意味が深いことなんです。窓は外に面しているところなので、雨をしのぐつくりじゃないとダメなんです。だからサッシ枠の一部を埋めて雨の侵入を防いでいるんです。

 

 

 

 

ところが!埋まっているということは、地震などで建物に力が加わって形が変わった場合、それと共に、サッシ枠も一緒に変形するということなんです。ま、変形といっても、建物には耐震性がありますので、見てすぐにわかるレベルのお話しではありません。

 

 

 

 

でも、気密性を求められるのが窓まわり。そこで変形が起こると、どこかにすき間が出来ることがあります。次のイラストはサッシ枠を大げさに変形させています。赤い部分がすき間のイメージ。

 

 

 

 

 

これが現実に起こったら、すき間から外が見えることになっちゃいます。実際は、サッシ枠と窓ガラスは、重なりしろがあるので多少の変形でも外が見えることはないんですよ。

 

 

 

 

ただ、このようにすき間がどこかに出来た状態になると風の出入りは残念ながら起こります。そうすると口笛と同じことで、ヒューとか、ピーとか、音が聞こえるようになります。耳が敏感な方なら、ほんの少しの音でも聞こえるでしょう。

 

 

 

 

ホームセンターなどで売っている、両面テープ付のすき間塞ぎクッションを貼って応急処置をしているのをたまに見かけますが、うまくいっているケースを見たことがありません。





また、湿気や気温変化の激しいところなので、材質をよ〜く考えないとすぐに劣化してボロボロに・・・涙。

 

 

 

 

 

<今、考えられる改善策>

 

 

 

最強のラスボスである、サッシ枠の変形を直すのは残念ながら無理です。相手が悪すぎ!では、どうすればこの状況ですき間風をシャットアウト出来るか?

 



 

私が今考えられるのは、二重サッシ(内窓)を新たに取り付けること

 

 

 

 

今付いている窓ガラスの内側(室内側)に、もう1セット枠ごと窓ガラスを入れる方法です。これならすき間を塞いで、風をシャットアウトできます。付けた感じのイメージは下の画像を参照ください。

 

 

 

◆施工前

 

 

 

◆施工後

 

 

 

 

二重サッシを入れる時は、元々のサッシ枠が変形していても水平・垂直になるように調整しながら取付けられます(限界はありますけど)。なので、すき間風をシャットアウトできるのです。

 

 


 

二重サッシ(内窓)については、また別の機会にその特長・詳細などを投稿したいと思います。

 

 

 


これに関しては、私が今考えられる改善策なのですが、予算がかかるお話しになります。別の方法を知っている方がいたら逆に教えてもらいたいです。その時は、是非コメントください。

 

 



窓ガラス<すき間風の原因>について考えてみました。他の原因を見る場合は、リンク先を参照ください。

 

 

 

① フレーム傾き

② 窓のカギの緩み

③ 気密ゴム劣化

④ サッシ枠変形

 

 

 

ではまた!