50歳でフリーのヨガインストラクターの給料とは?詳しい実情を紹介  | 未来のある仕事選び30代40代の転職情報ブログ

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スポーツやカラダを動かすことが大好きで、スポーツインストラクターなどスポーツ系のカラダを使う仕事に就いたけど、将来に対して体力面や給料面に不安を感じて転職を考えている30代40代の男性と女性に転職時期やカラダに負担が少なく労働条件の良い情報をお知らせします。

今回は40歳過ぎてからヨガインストラクター養成所に入り、現在50歳でサラリーマンの夫と高校生と中学生の息子二人と暮らしている主婦が、フリーでヨガ教室を開いているリアルな体験談です。

現在「ヨガストレッチ」と「セルフ筋膜リリース」の講師をカルチャーセンターで開いております。

勤務は平日の昼間に週3日、1日2クラスです。この仕事を始めて6年経ちました。
取得した資格はヨガ講師、筋膜リリースセラピストです。

インストラクターの年収と問題は月会費を安く設定したこと

年収は60万円、月の給料は5万円弱となります。
 

カルチャーセンターということで、6割はスタジオ代、宣伝費、事務手続き等で引かれる為、私が受け取る金額は、生徒の月会費の4割になります。

交通費は実費になるので、自己負担は交通費のみです。場所は自宅から近く、交通費は往復400円程度、月に5千円です。給料に不満は勿論あります。

しかし、開業しスタジオを借り、すべてを自身で行う事を考えれば、6割引かれてしまうのは仕方ありません。

もし開業して現在の生徒数を考えると、年収は100万円を越えますが時間と労力がかかります。今の生徒数での開業は不可能です。

しかし、せめて月会費の5割は受け取りたい、という希望はあります。年収を上げる為には、とにかく生徒数を増やすことだけです。

それにはカルチャーセンターの方とコミュニケーションを取り、チラシやWebサイトを優先的に掲載してもらいます。

その作業代は支払わなくてよいので、とにかく気に入られアピールをするしかありません。

最初の月会費を決める際に単価が高いと入会する人が少ないと思い、カルチャーセンターの人と相談し月会費の設定を低くしました。

今思えば、あと500円~1000円設定を高くすれば良かったと思います。

途中で上げることは印象が良くないのと「安い」ということを売りにしているので、今後の入会人数にも影響が出てしまいます。

最初は肝心です、今後は人数が増えた時点で月会費を上げていければと考えてます。

ヨガインストラクターのメリット

この仕事をして良かったと思うことは、以前の勤務が事務職だった為、やり甲斐がなく達成感もありませんでした。

それに比べると、生徒の「ありがとうございます」という声を直接聞けることです。

フリーの場合は自分の努力次第で生徒数を増やし、給料が上がります。

社員やバイトの場合は設定金額があり、昇給がない限り上がりません。

1番は「好きな事」で収入を得られ、心身ともに健康になりストレスが減ります

インストラクターのデメリット

デメリットとしては、フリーなので仕事がなくなる不安はあります

自分の実力を上げるには、自宅や講習会で勉強をしなくてはなりません。その時間と労力は勤務時間外で行います。

運動系などは、生徒にケガをさせないよう慎重に行い、責任はすべて自身にかかってきます。急な予定が入った場合、休講にしなくてはなりません。

生徒さんもお金と時間をかけて通っているので、その点は信用を失くさないよう、休講にしない為なるべく予定を入れないようにしています。

ヨガインストラクターの給料をあげるための将来設計は?

日々の努力は欠かせません。技術を上げパフォーマンスの種類を増やし、生徒を飽きさせない事

これから入会する人を増やす為には、流行りに敏感になり、それを取り入れることです。普段から本やネット、テレビなどで情報を集める。

自身の体型、健康を維持し、見本になる外見と中身を作ることです。年齢を感じさせないよう、日々の自己管理が重要となります。

近い将来は、最終的に開業しスタジオを持つことですが、まずはカルチャーセンターで人数を安定させる事。

入りきれない程の人数にまで増やし、クラスの数もそれに伴い増やすことで、認知度を高めることができます。

自身の年齢に応じてクラス内容を軽減し、細く長く続けることを目標にしてます

フリーだから定年退職がないので、体が動く限り資格を活かしていきたいと思います。

ヨガインストラクターはどんな人が向いてる?

インストラクターは、どこかのジムや会社に所属する方法とフリーでやる、この2つに大きく分かれます。

給料の安定を求めるならば所属し固定給で働くことです。

 

縛られることが苦手、自分で工夫ができ想像力が豊なら自由にできるフリーをおすすめします。

ヨガインストラクターは普段「先生」「コーチ」などと呼ばれます。それに抵抗なく自分に自信を持てることが重要です。

 

自信のない人にお金と時間をかけようとは生徒も思いません。

メンタルが強く、やり甲斐を求め自己を高めることが好きな人は仕事をしていて楽しいと感じると思います。

私がヨガインストラクター養成所に入ったのは40歳過ぎてからです。

それ迄は事務職を20年してました。

運動は普段からジム等に通い体を動かしていましたが、ヨガは未経験でした。

なぜヨガインストラクターになろうと思ったのは、一生続けられる仕事と思ったからです。

当時は定年がなく、縛られずに楽しく仕事するなど甘い考えと周りからは言われました。

今では50歳を過ぎて、周りの主婦はパートですら探すのが大変と言っています。

40歳を過ぎても資格を取得し好きな仕事をすることが可能だということを、私自身感じてます。

周りに反対されて気持ちが揺れているなら、まだ独立やヨガインストラクターはできません。

本当にやりたいと思った時が大事です。