こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断によるツッコミなどをお届けしています。

 

半年前に健康診断に行ったところ、コレステロールは正常値に戻ったが、どういうわけかALTという肝臓の酵素の値が異常値を示していた?!過去記事参照)…しかし、もし本当に異常があるなら他のものも異常値を示すはずだが、なぜかそれらは正常?!…という事で、半年後にもう一度血液検査をする事になり、先日それに行ってきた。

 

 

血液検査の前には6時間前から絶食…だが、朝10時の予約なので、実質的には前の晩からの絶食である…私はいつも朝ごはんをガッツリ食べるので、お腹が減ってたまらなかったが我慢して、空きっ腹を抱えて検査の為病院に…ドクターが来る前に血圧や心拍数、酸素濃度を測ったりしてもらったが、血圧は上が90下が70…まぁ、私は元々低血圧だが、これは低い…おそらく朝ごはんを食べていないし、まだ身体が起きてないからだろう…その血圧の低いせいもあってか心拍数は50…とこれまたスローだが、酸素濃度は100%だったので、何だかよくわからない…看護師さんも血圧が高いとか脈拍が速すぎたら問題だと思うだろうが、逆の場合に関しては「OK」と言う…ホンマにええんか?!

 

やがてドクターがやってきたが、その時ふと血液検査もそうだが、この前からの腕の怪我についても相談してみよう…と言う気になった…

少し前にキャリーケースを転がしていて、それが重すぎたか、あるいはうっかり捻ってしまったか…それ以来右腕の痛みが取れない過去記事参照)…いや、マッサージなどで腕の筋肉の痛みはやや楽になったのだが、肘の辺りの痛みは続く…のみならず、小指の方に時々少し痺れも出てくる?!…それもかれこれ1ヶ月くらいそんな状態なので、これは埒があかん…とドクターが入ってきた時に、まずその事を相談することにした。

 

ドクターは、私の症状を聞き、さらにいくつか触診検査してみて、「これはTendinitis(腱炎)だ」と診断を下す…つまり肘の腱が炎症を起こしているのだそうだ…いわるゆる「Tennis elbow(テニス肘)」…日本で言うなら「腱鞘炎」の様なもの?!

それまで悪いのは腕の筋肉が肉離れでも起こした…と思っていたのが、実は肘の腱の方だったというのには驚いたが、確かに最近は肘の方が痛くなっていたから、それも頷ける…

そこで、いきなり整形外科医の紹介状をくれる?!…実はせいぜいフィジカルセラピーくらいかな…と思っていたのだが、いきなり整形外科医の登場で、ちょっとビビった…「そこでステロイドの注射を打ってもらえば痛みはよくなるから。」と言うのだが、どうも私にはステロイドに対する不信感があり、どうしても必要な時以外はできれば避けたい…それにその整形外科医の場所は結構遠いし、何より私の保険でカバーされるんか?!

さらにドクターから、Elbow Braceと言う肘近くで筋肉を固定するベルトみたいなものの使用を勧められる…これで筋肉を固定する事で、炎症が進むのを防げるので、これで随分楽になるはずだ…と言うので、とりあえず紹介状はもらったものの、まずそのElbow Braceを試してみる事にし、帰ってからすぐA****nにオーダーした…

 

一通りその肘の話をして、「じゃあ、他には何かある?」とそのまま話を切り上げようとするので、「いやいや、今日はそもそも血液検査の為に来てるんです~!」と慌ててそのオーダーも頼む…そこで例の肝臓のALTと共に、「コレステロールもやる?」と聞かれたので、一応お願いする事にした…前回はかろうじて正常値だったが、今回はどうだろう…

 

その血液検査の結果は、何とその日の夜にラボから送られてきた?!

幸い、ALTは今回は無事正常値だったが、何とまたコレステロールにレッドカード?!

平均を少し上回っている…という程度ではあったのだが、ラボの表示は真っ赤な文字で「High(高い)」と書かれ、いかにも「あかんで、これは!」という警告感満載?!

 

確かに思い当たる事もないわけではないその前の週は撮影仕事が入っており、普段の低脂肪生活の反動で、いきなりこういう食事をしてしまったからだ…

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しかしそれにしても、毎日3食そういう食事をしていた…というならともかく、1週間にそれはたった2食である!…それ以外はずっと、夫の超低脂肪食に付き合わされて同じものを食べていたし、最近ではトレジョのビーガンシリーズにハマったりしていたくらいなのだ…たった2回の過ちで、またコレステロール値が悪くなるなんて、ちょっとあんまりやないか?!

勿論遺伝的なものもあるのだろう…うちの母親も、また祖母もコレステロールは高かったそうだし、母親の言うように「さっさと薬飲んで、好きなもん食べたらええやん。」というのも一理ある…が、医療費のバカ高いアメリカでは、長期の投薬は何としても避けたい

 

若い頃は、多少無茶食いしてもすぐに回復できたのが、今では全ての回復速度が遅くなる…この肘の炎症然り…高脂肪食の消化も然り…そういうお年頃になったのだなぁ…という現実を、今更ながら実感した…

 

 

★過去記事★