こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断によるツッコミなどをお届けしています。

 

例のミュージカル過去記事参照)のリハーサルや準備、そして他の仕事に追われる傍ら、実はもう1つずっと私を悩ませているものがある…

 

少し前にBG仕事の衣装を入れたキャリーバッグを転がしている時、そのバッグが重すぎたのか、あるいは少しバッグが傾いた時にうっかり腕を捻ってしまったのか…それ以来右腕の痛みが取れない…いつもなら、湿布…はかぶれるので、ローリングタイプのものを塗れば、その内に治るもの…だと思っていたのだが、今回はどう言うわけか中々治らない…どころか、その内少しでも何かを持ち上げると「痛っ!」という事になる…またそれが重い荷物を持ち上げた時だけならまだわかるのだが、マグカップでさえ痛くて持ち上げられない?!…もっとも、私のお気に入りマグカップは、結構巨大だったりもするのだが…

 

また私は右利きなので、ついついその怪我をした右手で何でもやってしまう…その度に痛い思いをするのだが、おそらく中々治らないのもそのせいなのかもしれない…と、できるだけ左手を使おうとするのだが、今更ながら、自分はそれまでほとんどの事を右手で行っていて、左手はほとんど使っていなかった事に気がついた…まぁ、キーボードの様に両手を使う場合はともかく…いや、それでさえ、やはりどちらを多く使うか?と言えば、やはり右手である…

しかし、やはり「痛い」という事は、その部分は余り使うな…という事なのだろう…と、できる限り左手を使う事にした…

 

まぁ、これまで右手に持っていたマグカップを左手に持ち変える…というくらいなら、まだなんとかなるものの、問題はドアや鍵開けなどの「回転系」である…それまで右手でやっていた事を、いきなり左手に変えると、最初は何だか脳の中で全てが反転するような気がし、しかも私は方向音痴なので、左右が逆になると、どっちに回したらいいのかわからなくなる?!…それで急いでいる時は、ついうっかり右手を使ってしまう…というのも、中々治らない理由の一つかもしれない…

 

それでも、意識的に左手を使う様にしてみたら、慣れれば結構いけるではないか?!…まぁ、お箸を使ったり、字を書いたり…というのは中々難しいかもしれないが、それ以外の、特に力仕事はほとんど左手でやる様になったが、やってみたら、左手だって意識的に使えば、右手と同じように大体の事はできるではないか?!

 

喩えて言えば、どうせできないから…と、家事を全くやらせなかった夫や息子が、お母さんが病気の時、少しやってみたら、案外家事も問題なくこなせている?!…という様なもの?!…つまり、普段はすぐに何でも右手でやってしまうので、左手はそのポテンシャルを活かす機会がなかっただけで、実はやればできる、結構伸びしろのある子…だったのかもしれない…

 

…と、左手のポテンシャルはそこそこ活かせる様になってきた…のはいいのだが、肝心の右腕が中々治らない…これは医者に行った方がいいのか?!…と思ったりもしたが、しかし外見は別に腫れているわけでもないし、炎症を起こしている様子もない…まぁ、痛いという事は少しは炎症も起こっているのだろうが、一見全くノーマルだと何か「大した事ない」様に見える

それに医者に行ったところで、フィジカルセラピーに送られるくらいだと思うが、そのフィジカルセラピーにしても、やる事はマッサージとエクササイズくらい?!…それならマッサージの部分だけ、自分でやってみようか?!…そういえば去年日本に帰った時、「足が攣る」というと、母親が「これいいよ」とくれたマッサージジェルがあったのを重い出した…

 

 

これが、意外にも効果的だった…このジェルを塗って、痛い部分の筋肉を伸ばすようにマッサージする…これは以前五十肩の治療で通っていた時の、マッサージセラピストさんのやり方を真似たものだが、このマッサージをした後、ぐんと楽になるではないか?!…また、このマッサージジェルは、マッサージするとそこがポカポカ温かくなって、その部分の血行も良くなる…もっとも、マッサージした左手も一緒にポカポカしてくるのだが…

 

このマッサージをしばらく続けてみようと思うが、こんな風に怪我の治りがやたら遅くなる…というのも、あるいは歳を取る…という事なのだろうか…

 

 

★過去記事★