こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断によるツッコミなどをお届けしています。

 

先日、ひょんなことからこの無料のオンラインの性格診断テストの事を知り、面白半分に受けてみたら、これが中々面白かった…

 

 

日本でもすでに有名になっているそうだが、質問に対して7段階ほどある「同意する」から「同意しない」の該当すると思うものを直感的に選んでいく…もっとも、中には質問自体がやや難しかったりし、「え?どういう事?!」と迷って結局真ん中のニュートラル…てな事になったのもいくつかあったが、所要時間は10分程度のオンラインテストである…まぁ、結果をメールで送ったもらったりしたら、またそこのメーリング・リストに入れられてしまったりするかもしれないが、まぁ、無料というのはそういうものなので、私はメールアドレスを入れるのはパスした…

ちなみに私は「提唱者」?!INFJ-Tだそうで、このTというのは「Turbulent(激動型)」なのだそう?!

 

 

しかし、「提唱者は静かなビジョナリーです」とあるのに、その「激動型」って一体?!

そうしてその「性格特性」とやらを見ると、「内向的」「直感型」、気質は「感情型」なのになぜか戦術は「計画型」?!…と無茶苦茶矛盾している様だが、だからこそなのか、この「提唱者」というのは結構レアなのだそう

しかし、1つ1つ見ていくと、確かに思い至る事大有り

 

 

まず、90%の「内向型」というのは、当たっている…実は私はどちらかといえば根暗の陰キャラだったりするからだ…そんな奴がなぜ俳優なんか?!…と思われるかもしれないが、実は俳優に内向的な人は意外と多い人前で全てを曝け出す仕事ではあるけれど、その準備段階はひたすら自分と向き合う地味ぃな作業の繰り返し…また、内向的故に「パフォーマンス」という枠がなければ自分を表に出せない…というのもある…実際私も、例えば「結婚式の余興に1曲歌って」というのは、快くノーギャラで引き受けるが、「乾杯のスピーチをして」というのは、金もらっても絶対嫌だったりする

 

75%「直感型」…も最初は「え?!」と思ったが、よく考えたら当たっている…確かに色んな要素を検討したりはするが、結局最後に決断を下す時は、「それはだから」なんて理由で決めてしまったりするからだ…(過去記事参照)

 

「感情型」「計画型」はいずれも59%で、半分を少し上回る程度…つまりどちらの要素も半々くらいに含んでいる…という事かも知れないが、実はこれも思い当たることがある…

 

このブログを読んでくださっている方々は、私がかなり理屈っぽいのにお気付きだろう…子供の時は「屁理屈ばかり言って!」と叱られ、大人になってからも議論の時には相手を理詰めて言い負かす度に「可愛げのない奴」と言われてきた…しかし、その割には大事な時に限って、理性よりも感情でブチ切れてしまう…という事も実はかなりある…またどんなに「それだと損するよ。」と言われても「でも嫌なものは嫌!」という感情的な決断で損した事も数知れず自分の事では人前では泣かない…という見栄っ張りのくせに、映画や舞台を見る時は涙脆い

 

「計画型」は意外に思われる方もいるかも知れない…自由業だし、実際人生においてもその場で判断して決める…という事が多かったのだが、実はその前に計画だけは一応きっちりと立てる方なのだ…例えば、旅行などの時にも、時刻表を見ながらトラベルプランもかなりきっちり立てる…ただ、その計画通りに行くことがあまりないだけである…というか、「計画を立てる」ところまでは熱中するが、その「計画通りに遂行する」事に関してはあまり熱心ではなく、他にもっと面白そうな事が見つかったり、面倒くさくなると、「もう、ええやん」とあっさり計画変更…しかし、変更しても計画は一応ちゃんと立てているのだから、やはり「計画型」なのだろう…

逆に、全く何の計画も立てずに、その場のノリだけで何とかする…なんて危ないことは、小心者の私には到底できない…まぁ、結果的はほとんど同じだったりするのだが…

 

これは多言語のバージョンもあるので、英語バージョンもやってみたところ、やはり結果は同じINFJ-Tの「Advocate(提唱者)」だった?!

 

 

まぁ、同じでなければ困るのだが、実は英語の方が質問がわかりやすいので、「迷って真ん中」というのが少なくなったせいか、「Traits(性格特性)」のパーセンテージはやや変わったが、結果は同じである…

 

 

また、英語の方は最後に性別の選択もできるので、イラストは髭の爺さんではなく緑の口紅の女性になっている?!

また、日本語バージョンだと「性格概要」はお金を払ってダウンロードしなければならないのだが、実は英語バージョンだとそのまま無料で見られる!

 

 

その中の仕事における「長所&短所」で、「目標に集中するあまり、他の人に上手く利用されてしまう事もある」というくだりに、あるあるある!と思わず爆笑…

また、その特性である繊細さが災いして、批判やストレスに弱い…というのも当たっている…

ただ、この提唱者に向いている職業が、ソーシャルワーカーや弁護士など、使命に燃え、他者の幸せをサポートする事に喜びを感じる…らしいのに、俳優なんてやっててすんません!…と言いたくなる…とはいえ、私はキャラクター俳優…つまり、多くの場合主役をサポートする役割が多い…つまり、他者をサポートしその作品の為に働く事を喜びとする…という点では、当たっている…と言えなくもない…(無茶苦茶こじつけ?!)

 

「あなたはこうだ」と決めつけられるとムッとするが、遊びの感覚で見てみるなら、下手な占いより面白い…また、自分の意外な一面も発見できるかも知れない?!

 

 

★過去記事★