こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断によるツッコミなどをお届けしています。

 

去年の1月から、我が家では牛&豚肉や乳製品など動物性脂肪の多いものを極力避ける、超低脂肪ヘルシー食生活を続けている(過去記事参照)…と言うより、がそういう食生活にこだわり、私はそれに付き合わされているだけ愛だろ、愛?!なのだが、慣れればさほどそれに不便を感じなくなった…まぁ、どうしても食べたくなれば、自分1人で食べてやる!…と思ってきたのだが、そんなに「どうしても食べたい!」という程になった事もなく、牛乳の代わりにアーモンドミルクをコーヒーに入れる事も、今では平気になった

もし「食べられない」と思えば、食べたくなったかもしれないが、私に関しては、「食べようと思えばいつでも食べられる…」という緩いものだったし、わざわざ別々の食事を作る方が、よっぽど面倒臭さかったからである…

もっとも、その分、撮影仕事のランチではここぞとばかりに食べたいものを食べる…私が朝ごはんやランチを異様に楽しみにしている過去記事参照)のはそのためもあったりする…

 

そんな時、時々買い物に行くTrader Joe’sで、こんなものを見つけた…

 

 

少し前に誰かがSNSで紹介していたのを見たし、他の友人からも美味しいと聞いていたので、試してみる気になったのだが、なんとビーガン用のブルゴギ?!…その名も「Beefless Bulgogi(牛肉無しブルゴギ)」って、なんか肉無しビフテキ…みたいなもの?!…まぁ、もっとも、ハンバーガーだって「ベジーバーガー」なんてのがあるから、同じ様なものかもしれないが、牛肉の代わりに大豆ミートを使い、ブルゴギの味付けをしたもの…ということらしい?!

 

これなら夫もややこしい事は言わんだろう…と、試しに1個買ってみた…ただ、中身がどれだけあるかわからなかったのと、やはり野菜も欲しい…まぁ、大豆ミートだからそれも野菜なのだが、私は野菜をとにかくガッツリ食べないと気が済まないので、サイドに野菜炒めも作る…「牛肉なしブルゴギ」は電子レンジでも解凍できる様だったが、野菜炒めの傍ら、フライパンでゆっくり解凍する事にする…と、なんと炭焼きのようないい匂いがしてくるではないか?!…その野菜炒めにブロッコリーも入れよう…と、それを冷蔵庫から探しているうちに、ブルゴギが少し焦げてしまったが、思いの外たっぷり入っていて、3人分くらいいけそうだった…

 

 

味は…何と美味しいではないか?!…食感はもっとパサパサしているかと思ったが、まるで牛タンのような柔らかさで、ジューシーでさえある?!今や大豆ミートもここまできたか?!

これは夫も気に入り、早速「我が家のお気に入りリスト」入りを果たした…

 

実はアメリカには、宗教的な理由や信条以外で、単なる健康上の理由で、ベジタリアンもしくはビーガンの食生活を送っている人達が結構いる…ということは知っていたが、今回改めて見てみると、そういう人達のニーズに答える食品も、結構充実している

何を隠そう、私はベジタリアンでもビーガンでもないのだが、実はそういうベジタリアン用の食品が嫌いではない…まぁ、あまりに食感を肉に似せてあるものは、「そんなに食べたいなら肉食えよ!」と言いたくなるのだが、全く別の食材だと思えば、それなりに美味しいと思うし、アメリカでは珍しく、味付けに工夫がしてあるのも嬉しい…返って肉料理の方が、「肉の味重視」で、味付けは塩胡椒だけだったりする事もあるのだ…また、さっきも言ったように、私は野菜や果物をかなり食べる…これはヘルシーだから…というより、好きだから一杯食べたい…というだけの事なのだが、ベジタリアンメニューだと、その野菜が沢山ついてくるからお得感もある?!

 

それにしても、本当に便利な世の中になったものだと思う…また、こういう風に食生活にもDiversity(多様性)が認められる様になったのも、私はいい事だと思う…まぁ、私にとっては、肉だろうが、大豆だろうが、要は美味しければ許す!…若い頃は、多少不味くても、お腹が空いていれば平気で食べていたが、歳を取るにつれ、食べ物が美味しく食べられる…という事は、年々重要度が増してくる様な気がする…

 

 

★過去記事★