こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。
NYアクターの生活、オーディション、現場での様子などをお届けしています。
前回のお話:
新しいスマホに替え、前の情報をコンピュータに保存してあったのを引き出そうとしたところ、何とパスワードが違うのでできない…と言われ…
カスタマーサポート
実は私は、すべてのパスワードをアナログ式に一箇所に書き留めてある…以前、それを携帯やコンピュータのメモに入れていたら、そのデジタルのメモが消えてしまったり、コンピュータのそのファイルにアクセスできなくなったりして大慌てしたからだ…その点、やはり紙に書いてあるものは、燃やしでもしない限り、それが一瞬にして消えることはまずないので安心だ…
Apple IDのパスワードは、完全に覚えているつもりだったが、再度そのメモを見ながら、もう一度入力した…が、やはり「パスワードが間違っている」の一点張り…
ひょっとして、iTuneの要求するパスワードは、Apple IDのそれとは別物なのか?…しかし、そんなものを設定した覚えはないし、そのメモにもそんなものは書いていない…
あ、そういえば、一度Apple IDを変えたことがあったが、iTuneはそれに気がつかずに、昔のパスワードしか知らないのだろうか…?と思い、そのノートにあった昔のパスワードを入れてみるが、結果は同じ。その内、あまり何度もパスワードを入れ間違うと、ロックされるのでは?という事に思い至る…
さぁ、どうしたものか…しかし、世の中にはパスワードを忘れる人もいるだろうから、どこかに救済策は必ずあるはずだ…
そこでアップルのホームページを見ると、あったあった…パスワードをResetするやり方…
しかし、ここですべてリセットしてしまうと、前の情報もリセットされる?!…あかんやんか!前の情報がいるからパスワードを探しているのに、それをリセットしてどないすんねん?!
さて、どうしたものか…もはや自力で解決は無理である…というわけで、カスタマーサポートに頼る事にする。
カスタマーサポートには、On Line Chatと、電話との2種類があったが、私は英語のタイピングが遅く、Chatが苦手なので、電話を選んだ。
ところが、電話するには、まず自分のDeviceのシリアル番号がいるという…そんなもん知るか!…これがテレビや電化製品なら、シリアル番号は、だいたい後ろの方に貼り付けてあるのだが、スマホの裏にはそんなものはない…一体どこにあんねん?!…あ、待てよ…ひょっとして電話の中のどこかで見つかるかも…と思い、Setting(設定)を見てみると…ビンゴ!意外にも簡単にみつかった!そこでそれを入力し、カスタマーサポートからの電話を待つ…と、驚いた事に、Appleのカスタマーサポートから、すぐに電話がかかってきた。
その人に状況を説明する間、半ばパニックになりかかっている私に、カスタマーサポートのお姉さんは「It's all right, that's I'm here for!(大丈夫、その為に私がいるんですよ!)」と力強く言ってくれる…その時、思わず泣きそうになった。その時は、もうこれで問題は解決した…と思ったからだ。
まさかそれが、問題の序の口であろうとは、神ならぬその時の私には、知る由もなかった…
(その3へ続く)