【積み木】で判断する脳のレベル | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

教育で大切なのは伸び代最高の機会を逃さないこと。
いつから?何を?どれくらいするのか?
5児の自動車開発エンジニアパパが
米欧100年の歴史ある天才児育成法
ヴィッテ・ドーマン式を基に
0才から始めるIQ&EQ開発法の
手法と過程と効果をまとめていくブログ

こんにちは5児のエンジニアパパA5です

 

今回は

『積み木』に観る脳の成長レベル

について話します。

 

【結論】

幼児にブロックを積ませると

・積んだ数

・積み方で

脳の成長度合いがわかります。

 

2個   :レベル4(1才)

3~5個  :レベル5(1才半)

5~8個   :レベル6(2歳)

8個以上  :レベル7(2~3歳)

12個以上:大人と同じ

image

 

【本文】

赤ちゃんの脳は人間になるまでに

7つの段階がある

 

能力完成への7つの段階の記事でも

書きましたが、
 

それぞれの段階に応じて

【人間固有の6つの能力】

の発現が進化していきます。

 

手の機能について言えば

これらの進化の段階があります。

 

1.手を握る(反射)

2.手を開く(反応)

3.意図してつかむ

4.意図して片手でつまむ

5.両手で同時につまむ

6.片手で高度な機能をもたせながら

  両手を同時に使う

7.利き手で字を書く

 

これらを『積み木』の動作に

置き換えるとこちら。

 

持てるのはレベル3から。

3.持たせるとつかむ

4.自分でつかむ。偶然2つ積む。

5.崩れるまで積む

6.崩れないように意識して積む

7.崩れないように修正して積む

 

このように

『積み方』をみれば脳の成長を

判断することができます。

順番に解説しましょう。

 

レベル3

手のひら全体で物をつかめるので

持たせればつかみます。

 

レベル4

【視覚の収束】が出来ていれば

自分で視認してつかむことができ、

簡単な奥行きも認識するので、

まれに2つ積むことができます。

 

レベル5

【両手で同時に皮質協応】が

できるので、

片手で体を支えて、

もう片手で積むことができます。

ただ積むだけなので中心は合わず

偶然詰めても5個までです。

 

レベル6

【高度な機能を発揮する】ことが

できるので、

なるべく崩れないように積む

事が出来ます。

 

『バランスを意識し揃えて積む』

事が出来るので、

5個以上積むことができます。

 

しかし5個を過ぎると

だんだんズレが蓄積していきます。

 

ズレの蓄積を解消するには

ズレた分だけ次の積み木の

『逆ずらし』が必要ですが、

これは幼児にはできません。

よって、ズレた位置を正にしてそのまま

その上に積んでいき、

 

同じ感覚で積むので

同じ方向に少しずつズレて、

”よりズレが大きくなり”

 

積んだ側面が中心軸を越えたら

それ以上は積めず崩れます。

 

積み木を置いた時に

8分の1ズレを認識できない限り

積めても8個までです。

 

 

では、

レベル7はどうなのかというと、

 

まず5個目までが正確です。

 

そして、

5個目以上は

8分の1のズレを視認して、

『修正する』ことが出来ます。

 

置いた時点で

「(あ、これはくずれる)」と思うと

置き直しが出来ます。

 

置き直しと同時に、

『逆ずらし(6個目)』

ができると6個目以上も

安定して積むことができます。

 

 

ここまでできると

ほぼ大人と同じ感覚で積むことができ

脳のレベルも7に達していることが

わかります。

 

【結論】

幼児にブロックを積ませると

・積んだ数

・積み方で

脳の成長度合いがわかります。

 

2個   :レベル4

3~5個  :レベル5

5~8個   :レベル6

8個以上  :レベル7

12個以上:大人と同じ

 

この積み木を積むという動作に

よって積まれる数は、

・視覚の収束

・構成力(バランス感覚)

・巧緻性(手の使い方)

がそれぞれ該当するレベルに達すると

増えていきます。

 

よって、

積み木で遊んでいるだけの場合

自然な成長に沿ったレベルアップは

見られますが、

月齢以上の著しいレベルアップは

発現しにくいでしょう。

 

積み木そのもので遊ぶ以外の

・視覚の収束

・バランス感覚

・手の使い方

それぞれのインプットが、

月齢以上のレベルで行われた場合

『結果的に積み木の数に現れる』

のです。