AI時代に『論語』が必要な理由 | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

 

NHK大河ドラマ『青天を衝け』が

はじまりましたね!

 

同じ幕末とはいっても、

皆さんおなじみの、坂本龍馬や新選組

薩摩、長州藩といった維新志士の

活躍とは違った、

 

もう一つの幕末ともいえる

『経済面にスポットライト』をあてた

ドラマです。

 

そして

初回からいくつかの「論語」が

紹介されています。

 

渋沢栄一は、

 

『黒船到来』以降の

新しい『帝国主義』という価値観の世界で

日本が生き残っていくには、

 

欧米伍して戦える経済力をつけなくてはいけない

、と考えました。

しかし、

経済だけで、人の中身(道徳)が伴っていないと

本当の意味で国は豊かにならないとして、

 

『論語』と『経済』を一緒に考える、

 

【経済道徳合一説】を唱えました。

事業をする上では、

常に社会貢献や多くの人の幸せの実現といった

公益を追求しながら、

同時に利益を上げていくという理念ですね。

 

 

 

今日は、エンジニアでありながら

日本論語普及機構の公認指導士である私と

 

次世代AI時代で活躍するために

【必要な武器は論語である】

ことについて、

日本論語普及の第一人者である

大阪大学名誉教授の加地伸行先生との

対談動画を紹介いたします。

 

 

加地先生との対談動画はこちら!

 

 

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AI時代に活躍する武器としての論語

 

2019年キャッシュレス化に舵を切りました。

決済の手段が大きく変わりつつあり、

実際に都市部では大半の店舗で

スマートフォン一つ決済ができるようになり、

現金を使う機会は急速に減っています。

 

 

そのような新時代を迎える今、

2024年におそらく最後の紙幣となる

新紙幣が発行されることが決定し、

 

そこに一万円札の顔として渋沢栄一翁が

採用されたことに不思議な縁を禁じ得ません。

 

 

渋沢翁は最後の徳川将軍慶喜に仕え、

明治維新後は現在日本の屋台骨となっている

多くの大企業の創立に関わり、

「近代資本主義の父」と呼ばれています。

 

彼は黒船がもたらした帝国主義という

「新しい世界の価値観」による新時代に

日本が飲みこまれないように、

 

混乱の中から新しい時代・社会を導くためには

利益と公益を同時に求める

「道徳経済合一主義」の必要性を唱え、

「士魂商才」を合言葉に論語の教えを生かして、

今日の日本の発展の礎を作ったのです。

 

 

しかし2020年の今、

米国や中国から

「AI黒船」がもたらした「新しい価値観」によって、

渋沢翁ら先人たちが築き上げた

近代日本の企業がことごとく劣勢に追い込まれ

日本市場が蹂躙され飲み込まれつつあります。

 

実際に時価総額ランキングでは、

世界トップ30に日本は一つも入っていませんし

(トヨタですら36位)、

ビッグデータ技術のほとんどは海外発のものばかりです。

 

渋沢翁や古くは聖徳太子の時代から、

徳川家康など時代の施政者、

リーダーたちがすべて、

論語をその精神の基礎として来たように、

 

 

今こそ次世代のリーダーたちは

「温故知新」を心掛け、

先人の経験から学び、

新時代を拓くために論語の教えを

活かさなければならないのです。

 

 

 

AI時代では人の仕事は

「社会の維持」と「価値の創出」に二極します。

 

 

「社会を維持する仕事」は第一次産業である農業や、

インフラなど地域・気候・人口などのビッグデータと、

より精度が高い気象予測から、

その時に必要な量の食料や、

道路、水道、ガスの修理など

AIから指示されて従う形になるでしょう。

 

 

 

さらに、

産業革命での手工業労働者

ロボット産業革命での、工場労働者に続き、

AI産業革命による第3の『技術的失業』がおきます。

 

 

つまり、コールセンターや小売業、

証券トレーダーや弁護士、

医者などあらゆる情報がデータベース化され、

「この場合はこう対応する」という仕事は

ほぼすべてAIによって代替できることもわかってきています。

 

 

 

そのようなAIが人の出来る仕事を代替する社会では、

相対的に人が人に対してする仕事(人しかできない仕事)つまり、

「価値を創り出す教養や人間的魅力、

メンターなど人間性や人格が備わったリーダー」

が求められます。

 

 

Iは人間が生み出した「人口知能」です。

今でこそまだ限定的な思考、処理能力ですが、

遠からず人間をはるかに超越するでしょう。

 

 

そして先に述べた通り自ら考える調べる手間が減り、

多くの人はAIに依存して生きることになります。

 

 

それは決して辛いものではなく、

むしろ便利な生活の手段として受け入れられます。

 

 

しかし私たちは

人間を超越したAIのもたらす社会を

「正しく畏れて」

 

人間らしい生活を保ちながら

AIをうまく活用し、

社会で活躍するための素養として、

2500年も前から伝わる古い教え『論語』こそが

新しい時代のの精神の基礎として役に立つのです。

 

 

さらに、論語は短い言葉で

完結にあるべき姿を語っているので、

 

音読、

漢字、

道徳

を教えるのにぴったりの教材です。

むかしは、子どもたちの教科書は

論語でしたからね。

 

 

動画の中でも紹介していますが、

ニュータイプアカデミーでは

 

ただ論語を覚えるだけでなく、

 

・プログラミング思考

・批判的思考

・状況判断力

・戦略、戦術構築力

を伸ばす為に

 

NTAで開発した、

『古野式ろんごカルタ』を使っています。