ディーラーも個人投資家も研究熱心な人はいます。
しかし、勉強自慢をしている人で儲かっている人はほとんど見たことがありません。
今日はそんな話。
学校の勉強もそうなんでしょうけど、
1、ダラダラ時間だけかけて勉強をした気になる。
2、暗記だけして終わってしまう。
3、勉強する範囲が狭く、応用につながる勉強をしない。
4、得意分野だけ勉強して、苦手部分は勉強をしない。
5、わかった気になって深堀りしない。
この5つは三流の勉強法だと思います。
株で手っ取り早く儲かりたいならこの勉強法はもちろん、本を読むなど相場と遠い勉強はやめといたほうがいいです。
効率よくトレードの勉強をしたいのであれば
「儲かる方法に付随する項目を集中的に勉強しろ。」
「俺のやり方を見ていい、聞いてもいい、慣れるより習え。」
と後輩・弟子にいつも言っていました。
トレードは儲かる方法を数多く知っていた人が勝てるゲームだと思います。
「慣れるより習え」
で教えてもらったほうが絶対近道です。
数字が残るディーラーは色々手法を試した後、取捨選択した後の儲かる方法を凝縮しています。
この取捨選択に膨大な時間が取られるので自分でやらないほうがいいです。
コミュ障ディーラーは人一倍努力が必要になります。
このやり方で「センスのある人は1流まで」、「普通の人は2流ディーラーまで」成長することができます。
「板が云々」とか「過去、こういう場合に上がった」とかオカルト打法ギリギリのところまで勝ちパターンを蓄積していきます。
これを昇華し、人間国宝レベルまで高めたものがCrossさんの瞬トレでしょう。
ホールド時間が短いので
「マクロ経済とか勉強しても意味がない」
という人はたくさんいると思います。
業界を離れてから強く思いますが、
「長く生き残っていくためにはマクロ経済に関心を持っていたほうが良い」
と思っています。
先回りができますし、相場が弱いときにムチャな突撃が激減すると思います。
>「板が云々」とか「過去、こういう場合に上がった」とかオカルト打法ギリギリのところまで勝ちパターンを蓄積していきます。
↑この勉強法をみんな取り入れてオーソドックスになっています。
なので、マクロ経済のことは二の次なんですね。
マクロ経済の仕組みの習得は時間がかかりますし、体系的な勉強が必要です。
学校の勉強のようにショートカットがないものなのでコツコツやるしかありません。
勉強グセが付いていない人は勉強のやり方、意識改革からやらなければ身につきません。
マクロ経済の勉強はトレードの事例を積み上げた勉強のように感覚的にわかったような気持ちになって終了してしまうやり方だと全く理解できません。
トレードの事例積み上げとマクロ経済の勉強は全く別ものだと理解してください。
高学歴で勉強クセがある人、学校の勉強の仕方がわかっている人は頭に入りやすいと思います。
続く。
※このシリーズは言いたいことがたくさんあるのでコツコツ続けたいと思います。
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