豪ドル、洪水被災地の復興進む今年後半に上昇か
2011.01.18 08:30
オーストラリアドルは、クイーンズランド州の洪水被災地の復興活動が経済成長を押し上げる2011年下半期に、大幅反発する可能性があるとナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の為替ストラテジスト、ジョン・キリアコポロス氏は言う。
「オーストラリア準備銀行(中央銀行)の見通しが改善すれば、オーストラリアドルはかなり急速に上昇する可能性がある。
当行では、オーストラリアの国内総生産(GDP)成長率見通しが改善するのは、クイーンズランド州の洪水被災地の復興が進む7-9月期以降になるとみている。
まさにこの時期に、オーストラリアドルは再び大幅高となりそうだ」と述べている。
オーストラリアドルは現在、0.9934米ドル程度で取引されている。
欧州株小動き、ユーロ圏財務相会合控え様子見
2011.01.18 03:42
17日の欧州株式相場は小動き。
ソブリン債務危機への対応を協議するユーロ圏財務相会合を控え、狭い値幅での取引が続いた。
主要企業600社で構成されるStoxx欧州600指数は前週末比0.29ポイント(0.10%)高の284.06で引けた。
主要指数の終値は、英FTSE100指数が前週末比16.37ポイント(0.27%)安の5,985.70、仏CAC40種指数が7.87ポイント(0.20%)安の3,975.41、独DAX指数が2.36ポイント(0.03%)高の7,078.06。
米国市場は祝日(キング牧師誕生日)で休場だった。
一方、14日に中国人民銀行(中央銀行)が2009年以降7度目となる市中銀行の預金準備率引き上げを発表したことで中国株が下落し、アジア株式市場の下げを主導した。
ブリュッセルで17日開催されるユーロ圏財務相会合では、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の強化が協議されるとみられる。
ポルトガルやスペインが同基金による支援を要請するようになるとの懸念は継続している。
「(同基金の)規模拡大や、債券市場への直接介入を可能にするような権限の改正について、多くの観測が流れている」とエボリューション・セキュリティーズの債券調査部門責任者のギャリー・ジェンキンス氏は述べた。
また、17日の会合で結論が出るとは考えがたいが、市場は協議の進展について何らかのコメントを期待している、と付け加えた。
ただ一部報道によると、ドイツのショイブレ財務相は会合に先立ち、基金の規模拡大の必要はないと述べたという。
個別銘柄では、スペインのサンタンデール銀行が1.5%安。同国最高裁判所の判決により、アルフレド・サエンス最高経営責任者(CEO)が退任を迫られる可能性が浮上したとする地元エル・ムンド紙の報道を手掛かりに売られた。
スペイン市場以外でも銀行銘柄の下げが目立った。
英バークレイズは1.4%安、仏ソシエテ・ジェネラルは0.5%安、ドイツ銀行は0.7%安。
ユーロ圏財務相会合に対する警戒感が重しになったほか、前週末の大幅高を受けた売りも出た、とルーランド・リサーチのストラテジスト、ハイノ・ルーランド氏は述べた。
中国や欧州のインフレ懸念や投資家の全般的な警戒感も銀行株への売り圧力になっている、と指摘した。
スペインのテレビ局、ヘステビジオン・テレシンコは3.8%安。
クレディ・スイスが同国広告市場に対するより慎重な見通しを理由に、同社の投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたことが材料視された。
米アップルは米国市場の取引がなかったものの、フランクフルト上場株が6.2%安。
スティーブ・ジョブズCEOが健康上の理由で休職すると発表し、売りがかさんだ。
同氏はCEO職にはとどまる予定。
英石油大手BPは0.2%高。
14日、ロシア国営石油大手ロスネフチと株式交換を含む資本提携で合意した。
これにより両社は北極海で共同で掘削作業を行う。
スイスの高級時計・宝飾品メーカー、カンパニー・フィナンシエール・リシュモンは2%安。
10-12月期はアジアでの売上高が大幅な伸びを示したものの、1-3月期の業績には厳しい見方を示したことが嫌気された。
ロシア株大幅反発、BPと資本提携のロスネフチが高い
2011.01.18 01:48
17日のロシア株式相場は大幅反発。
原油相場は小幅安となったものの、欧州株式市場の上昇に追随する形で上値を伸ばした。
ルーブル建ての取引を扱うモスクワ銀行間通貨取引所(MICEX)株価指数は、前週末比1.54%高の1,771.66。
一方、ドル建て取引を扱うRTS指数の日中取引終値は同1.69%高の1,901.61となった。
個別銘柄では、国営石油大手ロスネフチが5.3%高。
14日発表の英BPとの資本提携が好感された。
政府系天然ガス大手ガスプロムは1.4%高、独立系石油大手ルクオイルは1.7%高。
国営VTB銀行は横ばい、銀行最大手ズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)は2.2%高。
欧米の金融政策の違いがユーロ高・ドル安に
2011.01.17 23:31
先週のトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派的な発言は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言と非常に対照的だったと、ダンスケ銀行は指摘する。
トリシェ総裁はインフレを密に注視しており、利上げ期待を再燃させている一方、バーナンキ議長はなおデフレリスクに焦点を当てている。
先週これほど明白となった両者の金融政策の違いは引き続き拡大し、これがひいては2011年にユーロ高・ドル安へとつながるだろうと、同行は言う。
注意すべき点としては、ユーロ圏周縁国の債務懸念が市場にくすぶり続けるとみられる一方で、米国の成長見通しは改善すると予想されることだという。
このため、同行はユーロの対ドル相場の見通しをやや下方修正し、3カ月、6カ月、12カ月後の相場予測を1.35ドル、1.45ドル、1.50ドルから1.35ドル、1.40ドル、1.45ドルにそれぞれ変更した。
スイスフランと北欧通貨にヘッジファンドの買い
2011.01.17 22:42
スイスフランやノルウェークローネ、スウェーデンクローナが現在のユーロ安による恩恵を最も受ける通貨だと、UBSのギャレス・ベリー氏は指摘する。
「不安定さに対する防衛通貨としてスイスフランに最も資金が流入したが、スカンジナビア諸国通貨にも一部大量の買いが入ったようだ」という。
「スイスフランはユーロとドルに対していずれも買われており、ヘッジファンドが買いを主導した。
当社の顧客は現在、ノルウェークローネ、スイスフラン、スウェーデンクローナ、英ポンドを買い持ちにしている。
実際のところ、ユーロを除き、G10の欧州通貨はいずれも買い持ちにしている」と語る。
サウジ株反落、各社2010年10-12月期決算が重しに
2011.01.17 22:30
17日のサウジ株式市場では、タダウル全株指数が前日比20.17ポイント(0.30%)安の6,768.24で取引を終えた。
この日は各社の2010年10-12月期決算が主な手掛かり材料となった。
主力のサンバ・フィナンシャル・グループは3.2%安の60.50リヤル。
16日発表の10-12期純利益は8%増の9億100万リヤルにとどまり、おおかたの市場予想を下回った。
10-12期純損失が前年同期の40万リヤルから410万リヤルに拡大したサウジ・カヤン・ペトロケミカルは2%安の19.85リヤル。
一方、サウジ基礎産業公社(SABIC)関連会社のサウジアラビア肥料会社(Safco)は5.1%高の179.50リヤル。
16日、10-12期純利益が前年同期比3倍以上に拡大したことを明らかにした。
10-12月期純利益が前年同期比39%増の14億6,000万リヤルとなった通信大手モビリーも堅調に推移し、終値は0.9%高の56リヤルだった。
全般に下落、業者の持ち高調整が主体
2011.01.17 11:18
17日午前の債券市場は、全般に下落した。
日銀の支店長会議では、白川方明総裁は、「世界経済は減速しつつも回復を続けている。わが国の景気は、緩やかに回復しつつあるものの改善の動きに一服感がみられる」などと発言したが、特に反応はなかった。
投資家が様子見姿勢のなかで、明日の5年債と20日の20年債の入札を控えた業者の持ち高調整売りが主導して値を下げた。
日本相互証券の業者間取引では、午前11時現在、10年国債第312回債利回りは前週末比2.0bp上昇(価格は下落)し1.215%だった。
2年第300回債は1.0bp上昇し0.190%、5年第93回債は2.0bp上昇し0.505%だった。
超長期ゾーンでは、20年第123回債が2.5bp上昇し2.035%、30年33回債は3.0bp上昇し2.185%だった。
先物3月限の寄付は139円85銭、午前の高値は139円87銭、安値139円61銭、引けは前週末比28銭安の139円77銭だった。
午前の出来高は1兆6,092億円(14日夜間取引1,604億円を含まない)だった。
タイバーツ下落、1ドル=30.50~30.60バーツか
2011.01.17 11:05
17日のバンコク外国為替市場では、薄商いの中、タイバーツが軟化しており、現在1ドル=30.53~30.55バーツへ下げている。
14日終値は30.44バーツ~30.45バーツだった。
国内ディーラーによると、14日に中国が預金準備率を引き上げたことを受けドル需要が高まったが、現在、金相場下落を受けて金トレーダーがドル買いに向かっているため、こうしたドル需要が強まっている。
ただ、輸出業者のドル売りが見込まれるため、ドルの上値は限定的だろうという。
米国市場は本日、キング牧師誕生日の祝日で休場のため、タイバーツは1ドル=30.50~30.60バーツの狭い範囲で推移すると予想されている。
香港ドル上伸、1米ドル=7.7720~7.7760香港ドルか
2011.01.17 10:51
17日の香港外国為替市場では、海外市場で米ドルが弱含んだことから、香港ドルが米ドルに対しやや上昇している、と中国系銀行のシニアトレーダーは言う。
現在、1米ドル=7.7748香港ドル近辺で取引されている。
14日終値は7.7760香港ドル。
「ここ最近、香港株の堅調地合いが資金流入を支えており、香港ドルの需要が押し上げられているため、今週米ドルが急伸することはないだろう」と、このトレーダーは指摘する。
14日の香港ハンセン指数は4営業日連続で上昇し、先週1週間では2.5%上昇していた。
ドル、人民元切り上げ圧力あれば急落の可能性
2011.01.17 09:29
今週の中国の胡錦濤国家主席による訪米中に米国が人民元切り上げ圧力を高めるとはみられていないため、もしそのような動きがあった場合、ドルは円に対し急落する可能性があると、ある大手邦銀のディーラーは言う。
「米国は中国との軍事的協力により焦点を置いているとみられる。このため、今回は経済問題を過剰に強調することを回避するだろう」と言う。
ドルは82円60銭~83円30銭の値幅で取引するとみられ、現在は82円98銭近辺で推移している。
ユーロは、国内輸出業者が111円00銭を超える水準で売ると見込まれることから上値は重いだろう。
ユーロは110円30銭~111円00銭の値幅が推移すると予想され、現在は110円87銭付近を付けている。
ドル対しては1.3330ドル~1.3430ドルで取引するとみられ、1.3360ドル付近で展開している。