月刊誌「原子力eye」が休刊することになった。発行所は日刊工業出版プロダクション。
わずか64ページで、定価1640円もする原子力業界誌に、誰が読むのか。
広告は、東芝、三菱重工、東北電力、中部電力、九州電力など電力各社、電源開発などのほか、耳慣れぬ原子力規格、教育プログラムのHSB、水処理プラントのオーエム製作所もある。
福島原発事故後には、耐放射性に優れたゴム材料の早川ゴム、原子炉建屋内監視用、高耐放射線カメラのアド・サイエンスなどの広告も見られる。
発刊最後の2011年11月号に、木村逸郎・京大名誉教授が「休刊に寄せて」を寄稿している。
60年近く内外の原子力の動向、最新の原子力技術、原子力関係者の意見などを掲載して、毎月広く読まれてきたというが、一体、誰が読むのかと思われる、この誌に、よくも「広く読まれてきた」などと大風呂敷を広げて、この誌を過大視しているなあ、と、その感覚に感心してしまう。
毎号の筆者は、原発ヨイショの原子力ムラの学者、研究者らしき人がズラリと並ぶが、一体、この原稿料はどこから支払われているのだろうか?
読者もいない月刊誌は、すべて広告主におんぶに抱っこ。
学者を丸抱えで、原発ヨイショ、ヨイショ、担がれたみこしは軽いほうが、持ち上げやすい。学者たちはよほど軽いのか?






