実は民間の銀行同士は、いつも資金の貸し借りをしています。
預金者から預かった資金は、企業などに貸し出していて、手持ちの現金が少ないため、必要な分を借りているのです。
この貸し借りの場のことを「金融市場」と呼びます。
経営危機に陥る銀行が出ると、「貸した資金が返ってこなくなるのでないか」との疑心暗鬼が広がり、銀行同士のお金の流れが止まってしまいます。
資金を借りられないから倒産するという銀行が出かねません。
それを救済するため、各国の中央銀行が民間の銀行にせっせと資金を貸し出すことにしたのです。
以上、12月23日付け朝日新聞朝刊「池上彰の新聞ななめ読み」より。
分かりにくい欧州危機報道について、分かりやすく解説されています。
新聞には、欧州危機の報じ方に工夫を求めます。
記事には、金融市場の仕組み、まぜ国の中央銀行が民間銀行に資金を貸し出すのか、その解説が必要です。
朝日新聞は、この「新聞ななめ読み」があったから、欧州危機について、よく理解できましたが、でも今になって後追いではなく、記事のある面で、やってほしいものです。