何もしないという選択。

ロシアの諺に、「何も実行しない人は間違うこともない」というのがあるらしい。


今の日本のメディアはまさに同じ状況。
している振りをしているだけで、何も伝えていない。一体、存在価値があるのだろうか。

ウェブもそう。いろいろと書いてあるわりには、本当の事は少ない。
まるで、何もしないで偉そうに口だけだしてくる50代や60代の使えない大人達のようだ。
結局のところ、多くの人達が簡単に情報が入るような世の中になってしまったばかりに、
評論家のようになってしまいっている。

前のブログでも書いたが、被災地に向かう前、さまざまな人達が私に忠告してくれた。
ほとんどがウソだった。そんなお手軽な情報ばかりで、本当の事なんて自分で見ないと分からない。


「何も実行しない人は間違うこともない」ならまだいい。
「何も実行しないくせに、口だけ出す」。

残念な事だが、日本の政治家や企業の典型的なサラリーマン社長はそうだ。
出世するならば負けてはいけない。まるでトーナメントを戦うような生き方。
何もしないからミスはしない。

そんな人間に何ができるのだろうか？