知らないという事は。

もう多くの方が見たと思うが、
海外のメディアや個人などのウェブで今回の震災の悲惨極まりない写真を見ることができる。

昨日リンクをはった辰巳さんのブログにもあったように、
＞地震特集号が発売されて、テレビよりずっと残酷な写真が、次々に公開されると思います。
＞でも、本当はこれからなんです。まだまだ被害の全容もわからないんですから。

という事だろう。
相変わらずメーカーや企業の中高年組の中には、テレビで見ることが出来る情報だけを元に、
今こそビジネスのチャンスだ。などど言い出している方々も多く頭が痛くなる。
知らないという事は。

もっと悲惨な残酷な映像を見なくては、事の重大さに気が付かないのだろうか？
本当に想像力が欠如してしまっているようだ。

今、そのような企業の中で、震災に乗じて従業員を解雇したり、就活学生に不備を強要したり、
自社は休みを決め込みつつも、下請けや外注に対して納期厳守を強要したりすることが
横行し始めているようだ。特に広告代理店などはクライアントの顔色だけを見ている。


はたしてそこに、企業としての真摯さがあるのだろうか。