新学期も登校出来ない子供に どのように対処したらいい? | 不登校・登校拒否・登校しぶり、別室登校・保健室登校、通信制高校、ひきこもり、カウンセリング

不登校・登校拒否・登校しぶり、別室登校・保健室登校、通信制高校、ひきこもり、カウンセリング

登校拒否、不登校、登校しぶり、小学生不登校、中学生不登校、高校生不登校、不登校解決、不登校相談、再登校、ひきこもり、ゲーム没頭、昼夜逆転、自傷行為、体調不良、不登校カウンセリング、再登校

「新学期から学校に行く!」


と言っていたお子さんが

始業式は何とか登校した。
でも、先週からは登校できなかった。。。

あるいは、

先週は何とか登校したけど
今週の月曜日からは動けなくなった。。。

または、宣言はしたけど、
一日も登校できていない。。。

いずれの場合も、
お母様は決して
明日からの登校を促がしてはダメですよ。

その理由は、お子さんは

「学校に行きたい!」

「学校に行かなくっちゃ!」

と一生懸命考え、
必死になって自分を説得し
そして実際に
「登校しようと必死の努力をした」
のだからです。

「えっ?!
そんな様子はなかったし、
なんにも言ってなかったわ」

とお考えのお母様、

それはお母様に言いたくても
言えなかっただけです。


理由は様々です。

母親に期待をさせて、失望させたくない。。。

前も登校宣言したけど、やっぱり行けなかった。。。

母親をぜんぜん信用していない。。。


色々な理由がありますが、


お母様がしっかりと理解しておく必要があるのは、

間違いなくお子さんは登校しようと考え

必死の努力をしていた、という事実です。


もしお母様がこのことを信じられない、

とおっしゃるのであれば、

大変申し訳ございませんが、

お母様は不登校の子どもの気持ちをぜんぜんわかっていらっしゃらない、

ということですね。


学校に行けない子どもの心理については

私のアメブロで何百本もの記事で説明し、

解決実例、途中の事例などをご紹介しています。



また、定期的にお手元に届く

7~10本で一つのテーマを扱っている

無料メルマガ(ステップメール)でも、

分かりやすく解説しています。

https://www.reservestock.jp/page/step_mails/5636


ぜひ一度しっかりとご覧いただければ

きっとお子さんの思いや気持ちが

もっとよくお分かりになると思います。


ともかく、

新学期から登校できなかったお子さん、

2,3日登校しただだけのお子さん、

学校に行く、と言いながら動けないお子さん、


お子さんが毎日登校できない理由は、

まだ心の傷が深く、

学校が恐いトラウマによって

学校(勉強、先生、クラスメートなど)に対する

拒絶反応が強いからです。


そして、今現在はまだ、

登校できるエネルギーが溜まっていないで

もう少ししっかり休ませてあげる必要が

明らかにあるからです。


このことを正しく理解しないで、

ともかく子どもの情況に関係なく

別室登校や保健室登校を促がし続ける

学校やスクールカウンセラーの

いう通りにして無理に登校させようとすれば

たまに登校すれば母親として少し安心ですが、

必ずと言っていいほど不登校が長引きます。


不登校解決に、

近道はありません。

手際よくうまく言いくるめれば

子どもが登校すると思ったら

大間違いです。


不登校の王道は、

不登校の本当の理由を正しく理解し

子どもの辛さや思いや気持ちを受け止め

子どもの状態に応じた対応をすることです。


それ以外に道はありません。


登校させさえすればいい、

登校させれば何とかなるだろう、

そう思っている学校の先生や

スクールカウンセラーや親は

子どもを地獄のどん底に追い詰めている、

ということに早晩気づくことになり、

子どもが手の付けられない状態になるのを

目の当たりにするでしょう。


この事実をしっかり理解しておられる

お母様はぜひともお子さんを

無理に登校させないでくださいね。


無理な登校は子どもを絶望に追いやり

しっかり休ませてあげる母親の言葉は

子どもに「がんばろう!」という思いを

しっかり植え付けるのです。


最後までお読みいただき、

ありがとうございました。