①不登校・ひきこもりとイジメの関係。大切な子どもの心のつらさの大きなひとつの原因はイジメ？

(一部添削、再掲)

おはようございます。

小学校や中学校では日常的な“イジメ”と

“不登校”は密接な関係がある

過去の記事内容ですが、

とても興味深いものがありますので、

ぜひご一読くださいね。（赤文字部分は原文にはありません）

↓↓　一部抜粋引用はここから　↓↓

9割の小・中学生がいじめを経験!　子どもの心理を専門家が解説

「いじめ追跡調査2010-2012」（国立教育政策研究所）によれば、小学4年生から中学3年生までの6年間で、いじめにあったことがある子どもも、いじめに関わったことがある子どもも、ともに9割に及ぶという。つまり、我が子がいじめの被害者にも加害者にもなりうる状況だ。

いじめの現状といじめ加害者の心理について、東京学芸大学教育学部准教授でスクールカウンセラーでもある、松尾直博氏に話を伺った。

（中略）

特に中学1年生は、さまざまな小学校から子どもたちが集まり、一から人間関係を築かなくてはならないため、自分の居場所づくりのためにトラブルが起きやすいと考えられます。

記事url: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140701-00010002-benesseks-life

↑↑　一部抜粋引用はここまで　↑↑

下記の私のメルマガにも書いていますが、

当たり前のことですが、

“子どもの不登校は学校で起きる”というのが事実です。

その原因やきっかけは、

“学校でのつらい出来事”です。

“学校でのつらい出来事”の内容は、

“学校での３つの人間関係のトラブル”がメインとなります。

①　学校の担任や部活の顧問など、“学校の大人とのトラブル”

②　クラスメートや部活の仲間など、“日常的に関わっている子どもとのトラブル”

③　その他の生徒など、“その他の学校の子どもとのトラブル”

“学校での３つの人間関係のトラブル”は

単独で起きることもあれば、

複合して起きることもあります。

（どちらかと云えば、連続して起きることが多いですね）

そして、学校の子どもたちとのトラブルを、

子どもは“イジメ”と受けとめることがとても多いのですが、

その子どもの受けとめ方に、

ほとんどの先生も親も気づいていません。

それでも、子どもは本能的に

環境に順応する能力を生まれつきもっていますので、

元気な状態のいつものお子さんであれば、

なんとかかんとか対応しながら、通学し続けます。

実は、学校に行きたくない、

学校に行くのが恐い、と思うようになり、

学校への行き渋り、登校拒否、

不登校、ひきこもりになっていく子どもも、

順応力は他の子どもと同じようにあります。

ただ、長年の過度な勉強や、学校やご家庭における

成績アップのプレッシャーなどが積み重なり、

どこでも発散されることも癒やされることもないと、

心も体もくたびれきってしまいます。

心も体もくたびれ、疲れきった状態では、

子ども本来の順応力は、今なお備えもってはいても、

発揮できないのです。

私が“不登校は子どものスランプに過ぎない”

と云っているのはこのためです。

元々持っている能力を発揮できない状態にあるからです。

不登校・ひきこもりの子どもと、

その他の普通に学校に通学している子どもの違いは、

普通に通学している子どもは、

心も体もそんなに疲れきっていないので、

学校でつらいことがあっても何とか順応していけるけれども、

心が疲れきっている子どもは、順応性を発揮できない

という点にあります。

ではわが子が疲れきっているのかどうか、

どうすれば分かるのでしょうか？

わが子の心は元気なのか、

それとも元気がなくてつらさが堪っているのか、

見分けることはできるでしょうか？

（②に続く）

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