ロシアのミサイル艇がウクライナ軍特殊部隊ドローンで撃沈 | 隠された闇情報を分かりやすく暴露する田中弥公夫の新生日本情報局

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2月に入り、寒暖の差がより厳しくなる時期ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。

少なくとも、東北の山形に住む筆者の周辺でも、春の兆しは見えつつあります。

冬が終わるのももうすぐです。


冬が終わる、と言えば、ロシアによる侵略に晒されているウクライナでも同じでしょう。
微々たる海軍力しかないウクライナが黒海で制海権を把握している模様です。


2月2日0時40分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「露ミサイル艇を撃沈 ウクライナ発表、クリミア西部」の題で次のように伝えました。

『(前略)

ウクライナ国防省情報総局は1日、ロシアの実効支配下にあるウクライナ南部クリミア半島西部に位置するドヌズラフ湾で、露黒海艦隊のミサイル艇「イワノベツ」を撃沈したと交流サイト(SNS)で報告した。ウクライナ軍の水上ドローン(無人艇)がイワノベツに体当たりし、爆発する瞬間を撮影したとする動画も公開した。

同情報総局は「イワノベツの価格は6千万~7千万ドル(約87億~100億円)だ」と指摘。「露軍による乗組員の救助活動は成功しなかった」とも述べた。


(中略)

海軍力で露軍に劣るウクライナはロシアの全面侵攻後、水上ドローンの開発・製造に着手。これまでに黒海海域で大型揚陸艦や哨戒艦など複数の露軍艦艇を破壊したり撃沈したりしている。ウクライナはロシアの海軍力に打撃を与えることで自国へのミサイル攻撃の脅威を低下させるとともに、制海権の奪取につなげたい思惑だとみられる。』



ロシアによる侵略に晒されているウクライナは、ここ2年で技術的奇襲と呼ばれる反撃や攻撃を活発化させています。
その代表的な事例が、空中ドローンをはじめとする各種のドローンや、それらを組み込んだ様々な無人攻撃・中長距離攻撃システムです。
ドローンで上空から爆弾等を次々と投下されたり、自爆攻撃されたりしたら、陸上でも海上でも上空であっても、今までの戦術など、全く通用しなくなりました。

ウクライナは昨年夏以来、ドローンを1万機レベルで消耗しているとも言われ、ゼレンスキー大統領は「2024年は100万機のドローンを生産する」との主旨を発言しています。

筆者が特に注目しているのはウクライナの「ドローン艦隊」です。
水上、水中の各種ドローンを使った攻撃手法は、海に囲まれた我が日本も大いに参考にすべきでしょう!!


ロシアのミサイル艇がウクライナ軍特殊部隊ドローンで撃沈
日本はもっともっとウクライナに学ぶべきだ!!




2月1日、ウクライナの水上ドローンによって撃沈されたロシアのミサイル艇「イワノヴェツ」
出典:ウクライナのブロガー「Ukrainian Front」X

ウクライナ軍Xのコメント;
『この日の難破船!

@DI_Ukraineの特殊部隊「グループ13」の戦士たちは、ロシア黒海艦隊のミサイルコルベット「イワノヴェッツ」を破壊した。

船体への多数の直撃の結果、コルベットは損傷し、船尾まで横転し、沈没した。船の価値は約6,000万〜7,000万ドルです。

頑張れ、戦士たち!』

 

ユアマイスター