我が日本はミサイル防衛や地球の防衛まで守備範囲拡大!! | 隠された闇情報を分かりやすく暴露する田中弥公夫の新生日本情報局

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12月21日の本ブログ記事「ミサイル発射等を止めないロシアや北朝鮮等への防衛強化!!」でも北朝鮮等のミサイル発射に触れましたが、12月18日にも北朝鮮はロフテッド軌道で弾道ミサイルを発射しました。

ロシアの第一筆頭子分(!?)を狙っている北朝鮮だから、でしょうか。

貴方も貴女も、これら一連の件について、お怒りでしょう。
筆者も怒り心頭、です(怒)!!


12月18日、防衛省がHPにて、次のように公開しました。

『北朝鮮が、本日8時24分頃、平壌近郊から、1発のICBM級弾道ミサイルを、北東方向に発射したことを受け、防衛省・自衛隊は、航空自衛隊第2航空団所属のF-15を発進させ、被害情報の収集を行いました。
その際、F-15は、今般発射された弾道ミサイルに関連していると推定されるものを空中で確認しました。』


同日18時38分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「北朝鮮発射は固体燃料式ICBMと韓国 高角発射でEEZ外落下」の題で次のように伝えました。

『(前略)

北朝鮮は18日午前8時24分ごろ(日本時間同)、首都平壌付近から日本海へ弾道ミサイル1発を発射した。韓国軍によると、高角度で打ち上げて飛距離を抑えるロフテッド軌道で発射され、約1千キロ飛翔(ひしょう)。韓国大統領府は、固体燃料式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)だとして非難した。防衛省は、通常軌道なら射程が1万5千キロを超え、米全土を射程に収め得るとの見方を示した。

三宅伸吾防衛政務官は、約73分間飛翔し、最高高度約6千キロ超と推定されると明らかにした。北海道奥尻島の北西約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したもよう。被害情報は確認されていない。
(以下略)』



北朝鮮が人工衛星の低空活動範囲でもロフテッド軌道の範囲で打ち上げる以上、我が国のミサイル防衛は現在の能力ではもはや足りず、宇宙防衛レベルの能力を持たねばなりません!!

同日、読売新聞がmsnにて「はやぶさ2、次の任務は「地球防衛」…JAXAが小惑星にぶつける技術を実験」の題で次のように伝えました。

『(前略)

宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))が、小惑星探査機「はやぶさ2」を使い、地球に衝突しそうな小天体に探査機をぶつけて軌道を変える「プラネタリー・ディフェンス(地球防衛)」技術の獲得に向け、準備を本格化させる。高精度な飛行ができるよう、来年初めに姿勢制御装置のプログラムを更新。2026年に到着する小惑星で、衝突ぎりぎりまで接近する軌道運用技術の実証実験を行う。

 はやぶさ2は20年12月、小惑星リュウグウの試料を地球に持ち帰った。その後も、残った燃料を節約しながら飛行を継続。26年7月に小惑星「2001CC21」を経由後、31年に地球と火星の軌道の間にある最終目的地の小惑星「1998KY26」に到着する計画だ。

JAXAによると、実証実験は、経由地の小惑星「2001CC21」で行う。はやぶさ2が推計で直径約700メートルの小惑星に10キロ・メートル以内を目指して近づき、衝突しないぎりぎりの軌道を描いて高速で通り過ぎる。
 小惑星から見たはやぶさ2の相対速度は秒速5キロ・メートル。通過するとやり直しができない難しいミッションだが、正確な軌道で近づく技術を実証することで、狙った場所に探査機をぶつけて、地球に衝突しそうな小天体の軌道を変える地球防衛技術の獲得につなげる。
(以下略)』


SF映画の題材にもなった小惑星衝突回避のミッションも今や現実のものになっています。
ロシアによるウクライナ侵略をはじめ、ロシアやその子分である国家や地域らに対抗するには更なるミサイル防衛や各種ドローン対策等の強化が求められ、宇宙からの脅威にすらも対応しなければならなくなっています。


我が日本はミサイル防衛や地球の防衛まで守備範囲拡大!!




26年7月に「はやぶさ2」が小惑星「2001CC21」の命名キャンペーンバナー画像
出典:JAXA HP/同 X