この季節、喉を通るそのシュワシュワとした液体は、さぞかし潤しく爽やかで仕事の疲れを吹っ飛ばす!と幻想を抱かせるワケで…。
二人とも昼食が遅かった為に夕方になってもお腹があまり空かず、でも暇潰しにスーパーに行ったある日。彼には冷凍枝豆が目に付いた。「もしも後で小腹が空いたら。お菓子や揚げ物を買うよりも…」と賢明な選択で2袋購入。 そしてさらに目に付いた&ひらめいた。「枝豆ときたらアレでしょ。」
しかし、彼は下戸も下戸。

葛藤した。

5%のホンモノを買うか、0.5%のニセモノ(失礼)を買うか。

ニセモノは選択肢が少ない。ニセモノを選んだ時点で選択肢もへったくれも!と思われるかもしれないが。ホンモノは種類も味も量も値段も様々。

この為だけにスーパーを2店ハシゴし、結局、価格につられてホンモノを2缶購入した。(スーパーとメーカーが提携、みたいの。)
帰って早速、「まだいんじゃない?」と思うのをよそに、彼は枝豆を流水解凍し、ザルにあけた。そして、二人で別腹かのように食べはじめてしまった。寡黙に。

いよいよアレが登場。登場しましたよ、ええ、あるんだもの。刷り込まれた記憶とホンモノが。

まず1缶目をグラス二つに分けて互いにゴクリ。んまい!。枝豆がありゃぁ進む進む。2缶目もグラス二つに分けた。

だんだん彼が減速してきた。

ついにグラスに半分以上残して「もうあげる」と。

彼は、彼の顔は、腕は、真っ赤!!目も!!熱でもあるんですかってくらい。「体が熱い」と言うし。腕には赤くポチポチ出ていた。背中は真っ赤なだけだったけど、熱い。
「はぁ、具合悪い…」「やっばり合わねぇよ。飲めねぇ、じゃねんだ、体に合わねんだ。こめかみズキズキする~」と横になってノックアウト。

残りは私が涼しい顔して頂き、いつものように彼に麦茶を運んだ。

また相当しばらくの間、我が家に、その類の魅惑的と錯覚させる飲み物は登場しない模様である。
昨晩、父ちゃんは、レバー炒めをおかずに、ご飯を3杯食べました。

てことは… やった!?



我が家では、夜ご飯に米を4合炊くのですが、「3合食べて1合冷凍保存」の目論見はなかなか実行されず。

自分も米好きだけど、父ちゃんが3杯食べるのもいつものことだったわ!

でも、おいしいと言ってくれましたよ。

先週の金曜日のこと、父ちゃんと買い物に出掛け、30歳にして初めて「豆板醤」を買いました。

以前から、
♪豆板醤 ♪甜麺醤
この、こなれた感じの響きに憧れてはいましたが、勇気が出ず、買って帰ったことはなかったのでした。

だっておかずのレシピの1品か2品の為に買って、「あ~ 使えねぇ」と冷蔵庫の肥やしにはしたくなかったから。*我が家に「素」「たれ」モノが少ない料理でもある。

今日は「豚レバーともやし炒め」なんぞに使ってみました。レバーは片栗粉をつけて先に炒めてあって、「たれ」にはオイスターソースやらが入っています。作り方の指南は父ちゃん。

OKが出れば良いのだが…こいつをおかずに飯3杯食ったらOKとしよう。

お試し買いは試行の母なり。
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