毎晩現われる。呼んでもないのに。

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呼んだのは我が家の湿気か。

多い時6匹、最近2匹。昼間窓を開けていていなくなっても夜には「ただいま」である。外には浴室の周りに薬剤をまいてある。



我が家は賃貸アパート。ぼろアパートだし、使い勝手の悪さで、たぶん何年絶ってもなじめない。

現われたのはコイツラだけじゃない。

先月はシロアリも現われた。

もう一度言ってみる。我が家は賃貸であって持ち家ではな~い。持ち主である自分達が防虫や駆除を怠ってこうなった訳ではな~い。
さすがに不動産屋と大家にクレームつけた時、どちらも詫びひとつなかった。どちらも擦り付けあい。大家は「駆除業者を呼んだし、(誠意ある)対応をした)」と 言い、不動産屋は「元は建築屋で不動産は本格的にはやってない」と(訳わからん言い訳を)言い、散々だった。

業者は床下にもぐった時「すごい湿気。この辺りは湿気がある土地なんですよ。」と言っていた。

確かに、ビニールに入れて床に置いといたかばんがカビた。かけておいたスーツもカビた。眼鏡ケースも、たたんでおいたこたつカバーも。冬にカビた。

てことはだ、なおのこと、大家が地質に合ってない建て方をしたからだ、ってーことにはならんのかい。
家賃という不労収入 ラッキー♪ みたいな大家。


だから我が家はなじめない。
「問題児」とは少々の皮肉で、叔父の事である。うちの父親の弟にあたり、末っ子である。叔父の二人の娘は結婚して子供がいる。50代早々にして、おじいちゃん、である。

ただいま実家にパラサイト中。

料理人で、とある地方ではメジャーであろうグループの中の、とある店舗で「長」まで登りつめたそうだが。

我が実家では、私の祖父母にとってはいつまでも、18歳の頃だろうが50歳過ぎようが、「かわいい息子」には変わりないようで、「理解ある、器の大きな両親」の顔をして、様々な頼み事をきいてやっている。

叔父は「親孝行するため、自分の店を持つ為、帰ってきた」と言っていたが、実家から出て別の生活をしている私達はものすごく冷静に見ている。

叔父は、最初の頃、ヒマにまかせて様々な料理を作っていた。

麻婆豆腐や肉の煮込み、回鍋肉、担々麺、グラタン、フライ、天ぷら、寿司…

実家の4人だけでは食べ切れるはずもなく、いきなり、「近所に持ってってよ」と、親しい2、3軒に、祖母が遣いに出されていた。
この頃、祖父母の血糖値やコレステロール、体重は急増し、かかりつけの医者は心配していたようだ。

叔父が台所に立つようになり、実質模様替えとなった。叔父が持ってきた棚、鍋や皿、フライパン、スパイスの瓶達が陣取るようになった。それまで祖母が使っていて、祖母自身がそこと分かる場所に置かれていた器具は隅に追いやられるか、別の部屋にしまわれるか、または処分された。
還暦だがまだ働く私の父に、祖母は平日は毎朝お弁当を作る。朝は忙しいものだ。それなのに、毎日調理器具の置き場所が変わっているからと、探す為にいつもより1時間早起きしていた。

いよいよ「自分の店を持つ」と、2階建ての店舗兼自宅の中古物件を買った。2階は浴室もあり、流し台もあり、使い方によっては居住可能だ。それまでの持ち主が住んでたんだから。

叔父は2階の風呂は湯沸し器を修理すれば使えると聞いたようだが、いまだ修理はしていない。
2階の部屋は広くも狭くも使える宴会場にして、自分は実家にパラサイトしている。
女性として起こりうる疑問。
嗚呼みんなこの疑問を解決して大人の階段昇ってゆくのだなぁ。
Σ(T▽T;)

パウダーファンデーションの四隅は一体どうしたらキレイに使い切ることができるのだろうか…

パフはだんだんポロポロしてくるし…



既に30。
踊り場でふと我に返る。「昇っちゃって良かったかしら?」


レフィル買ってあるけれど、先にあるのをキレーイに使い切ってズパッと交換したいじゃないの。

明日まで頑張ってみよv(`∀´v)