こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます
今日は、独り暮らしの実母宅に、おそらく特殊詐欺だろう電話がかかってきた話を書きます。
ある日、田舎で独り暮らしをしている実母から電話あり。
以下、その要約。
- 昨夜11時半過ぎに電話あり。
- ○×県防犯センター職員を名乗る男。
- 防犯のため、皆さんの生活を調査しているという。
- 「独り暮らしか?」「何か困ったことがあったら相談できる人は近くにいるか?」など聞かれる。
- 夜中に突然起こされて心臓バクバク、動揺しまくりの母は「独居である」と教えてしまうが、それ以上は答えずに電話を切った。
- 翌朝、怪しいと思い市役所と警察に電話。
- 両方に、「防犯センターは実在するが、そんな電話はしない。」と言われる。
- やっぱり怪しい電話だったんだ!と理解。
- その日の午後、○×県防犯協会のSと名乗る男から電話。
- 昨夜の電話があったので、警戒する母、「あなたの連絡先は?」と聞く。「188に電話してSを呼び出して下さい」と言われる。
- 「振り込め詐欺グループを検挙したら、通販の顧客名簿が流出していることが発覚した。(何社か具体名を挙げ)これらの会社の名簿にあなたも載っている。そのままにしていると何か被害にあうかもしれないので、登録情報を削除しますか?」と聞かれる。
- だから昨夜変な電話がかかってきたのか!と納得する母。
- 「(削除を)お願いします」と答えて電話終了。
「やっぱり夜中の電話は詐欺だったのよ!怖い!」と言う母。
……いや、次の日のSも怪しいやろ

通話しながら、すかさず防犯センターなどを検索。
188を調べると、消費者ホットラインでした。
防犯協会ちゃうやん

微妙に関係してそうなところがズルい!でも嘘やん。
私も考えを整理したかったので、「かかってきた電話はグルで、両方とも怪しいと思う。」とだけ伝えて、電話を切りました。
で、関係しそうな詐欺手口について検索。
ありえそうなのが、後から「名簿削除の手数料」を請求してくるパターン。
このままにしとくと絶対にひっかかるわ!と思い、すぐさま電話をかけ直し、
- やっぱり私はかかってきた電話はグルで、両方とも怪しいと思う。
- 一本目のいかにも怪しい電話は、二本目の『名簿流出』を信じさせるためのネタフリだろう。
- 次は「手数料を払え」「払わないと訴える」とか脅してくるかもしれないが、絶対に相手にしないこと。
- また電話があったらまず私に相談すること。
- 今回は教えてくれたから大事にならずに済んで良かった!
と伝えました。
私にこう言われた母は不安になり、また警察に電話をしたそうで、一連のことを伝えると、やはり「防犯協会がそんな活動はしてない。怪しい。相手にしないように。」と言われる。
「もし、またかかってきたらどうしたらいいですか?」と訊ねると、
「『警察に相談済みですから』と言って切ってしまえばいいですよ」とのこと。
その後、怪しい電話はかかってきておらず、一応は一件落着としてよさそうです。
しかし当初は、電話なら上の台詞で対処できますが、独り暮らしの母の家に直接来られたら怖いってかなり心配していました
お金とられるより、直接危害加えられる方が嫌ですコワイ
今回のことで、特殊詐欺がなくならない現状が理解できました。
こんなに報道されていて、警告されて、自分がターゲット層だという自覚もあるのに、こんなにも簡単に信じるんですよ(まだ金品の要求はされてなかったので、警戒が薄かったのかもしれませんが)
もっと頻繁に連絡しよう!と決意しました
皆様もお気をつけ下さい。