土曜日の朝。
リブレを腕にかざした息子。
『ヴヴヴー』
異常を知らせるイヤな振動音…
朝から高血糖か?!
画面をのぞくと、
センサー交換まで3時間の文字。
「今日、リブレ交換か!」
時刻は朝の6時半。
部活前にシャワーを浴びようとしている息子。
部活集合時間は7時45分。
今交換する?
でも2週間後、
朝の6時半に起き交換したくない。
朝の交換は何かと不便。
できれば夜の交換がいい。
「リブレ、いつ交換する?」
「え〜、いつでもいいけど」
「今交換してもビミョーじゃない?」
交換してもどうせ部活中は見ないし(笑)
「そだね」
「夜、交換したいし、
どうせセンサー切れるから取っちゃえば?」
「え?!いいの!?マジで!?やったー!!」
めっちゃガッツポーズしてる⤴
息子の予想外の反応。
「そんなにうれしいの?!」
「うん!めっちゃうれしい♡」
そそくさとセンサーを腕からはがすと
「腕にあるのとないのじゃ全然違う〜♡」
うれしそうにシャワーを浴びに行きました。
お風呂場から出ると、
「そっか!これしなくていいのか!」
いつもはセンサーの上にリストバンドをしている。
と、ごきげんな息子。
1型糖尿病と診断されたその日から
息子の腕にはリブレのセンサーが装着された。
それを『相棒』と呼ぶ。
センサーの装着を嫌がったことはない。
だけど、
センサーなんかない方がいいに決まってる。
「今日は思いっきりバット振るわ!」
いつもより
はりきって部活へ行きました。
久しぶりに夜までは指先穿刺で過ごしました。
2年生になったらライトを極めたい息子。
ファーストのカバーに入ったり、
先のプレーを予測して動くのがおもしろいそう。
三送会の日もファーストのカバーのために
走りまくっていました。

