～■ はじめまして。からの続き～
心の世界に
興味を持つようになったある時。
ネットで
「コーチング」というものに
出逢いました。
なんだか、明るい光が
見えた気がしました✨
地元、福岡で
心理学＋コーチング＋交流分析＋NLP
の要素を取り混ぜた
スクールを見つけ
ピン！と来たのです。
当時のわたしは
自分のやりたいこともわからず
ただ、食べるため
生活費稼ぎのために
何となく ダラダラと
ホステスとして働く毎日でした。
このままずっと、ホステスを
一生 やっていくのは 嫌だなぁ。
夜の仕事なんて
いつまで 続けられるか
わからんしなぁ。
将来のために
何か手に職をつけたいな。
でも、自分が 何をやりたいのか
わからんなぁ。
…と、コーチングのスクールの
お試し体験授業に行ってみました。
初めて、生の心理学に触れるのは
とても 楽しくて 楽しくて
目からウロコで
正式に学ぶことにしたのです。
初級コース、上級コースと進んで
コーチングの資格を取り
一生使える 魔法の武器を
手に入れた気になりました。
コーチングを学んでいくにつれ
教えてもらっているコーチのように
わたしも人の心に寄り添える
プロのコーチになりたい！
…と。
いつしか、プロのコーチを
目指すようになり
プロコースに進みました。
そこで学んだ
コミュニケーションスキルを
接客に活かして
売り上げに繋げたこともありました。
はじめは
「こんなにうまくいくんだ！」と
おもしろくて のめり込みました。
でも。。。
次第に、スキルを使って
コミュニケーションがうまくいっても
だんだん
おもしろくなくなってきたのです。
せっかく手にした
スキルを使えない。
いや、使わなくなっていったのです。
お金をかけて、4年もかけて
プロコーチを目指してきたのに。
スキルを使った
本心ではない
上っ面だけのコミュニケーション。
人と接することや、授業が
苦しくなっていったのです。
あるとき、コーチングの授業で
わたしはコンディションが悪く
とても、人のコーチングを
出来る状態ではなくなりました。
それで、しばらく 授業を
休むことにしたのです。
授業をお休みしている間。。。
わたしの仕事（ホステス）のお客さんで
公私ともに 長年
お世話になっていた
お客さんが ガンで 亡くなりました。
私は、この方から
毎月 金銭面で
援助していただいていました。
お見舞いに行って
真っ青な顔をして
とても苦しそうなのに
いつも通りに
お金をもらって帰ったのです。
その翌朝、娘さんからのメールで
亡くなったことを知りました。
私は、なんてことをしたんだ！！
死んじゃう直前の人に
お金をもらいに行って。。。
なんて ひどいことをしてしまったんだ！と
自分を責めました。
このお客さんは
わたしが、唯一
素で接することが出来る人でした。
性格が
わたしのお母さんにそっくりで
本当に 大っ嫌い！！
だけど、大好きな方でした。
唯一、ケンカ出来る人だったのに。
もう ケンカしたり、頼ったり
素を見せれる相手が
いなくなっちゃったんだ
という喪失感と
もう 金銭的に
援助してもらえなくなったんだ。
後ろ楯がなくなってしまった！
という不安から
わたしは 再び
うつ状態になったのでした。
※コーチングを否定しているのではありません。
当時の私は、自己肯定感が低くて
“自分”という土台が歪んでいたのです。
今考えれば、
自分の土台が歪んでいるところに
武器として、コーチングを
身に付けようとしていたので
鎧の強化、ハリボテに
つながったのだと思います。
～ ■ はじめまして③ へ続く～
