日大記者会見を聴いて | (新)なごやん

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 今日15時から日本大学アメリカンフットボール部でおこった違法薬物事件について日大理事長学長副学長による記者会見が行われ、インターネットでも中継されたので聴いた。

 

 聴いていて途中で腹が立ってきた。

 誰の何に対して腹が立ったか。

 →記者の質問に対してだ。

 

 ・あんた何様?と思わせるような口調での横柄な質問というか詰問

 ・大学の組織をまるでわかっていない幼稚な質問

 ・自分の考えこそが正しく、なぜそうでないかと責める、自己中、傲慢な質問

 ・捜査中の事案であり、軽々しく答えられるはずがない質問を敢えてする記者

 ・始めにストーリーありきの的外れな質問

 ・何としてでも日大を悪の巣窟にしてしまいたい的外れ質問

 

 まあまあ、お粗末な記者どもだった。

 

 私があの被質問者席に座っていたとしたら、「あんた、それ聞いてどうするの?何の役に立つの?」、「それ、さっき別の言い方で答えただろう。理解していないの?」、「それ、他社に副学長が答えたじゃない、同じことを理事長に聞いてどうするの?」等々と突っぱね"答弁"してしまうのではないかとすら思った。元首相、故安倍晋三ならマジで切れていたかもしれない。

 

 私は日大卒業でも日大関係者でもなく、日大を擁護する気持ちなど毛頭ないし、日大に対してはあまりよい印象を持っていない。さらに、今回の"事件"の当該学生に対しては「このバカモノめが!」という感情は持っている。

 にもかかわらず、ジャーナリストどもにはあきれ返っているのだ。

 

 今、日大は変わろうとしている。ただ、それがまだ道半ばだと思った。

 学生におこった事件なので、本来は学長案件で、理事長が出る場ではない、否、本来は出るべきではないのに、敢えて理事長が出たというのは、出ないとマスコミに何を言われるかわからないからなのかもしれない。

 

 林理事長にはまだぎこちなさがみられたが、学長には誠実さがみられたし、副学長はさすが元検事と思った。今の立場でなければ、あのへなちょこ記者どもは、もっと理詰めに、もっと厳しく、しかも簡単に跳ねのけられていたのではないだろうか。副学長のことばからは「記者さんよぅ、あんた、そんなこともわかっていないの?」オーラがにじみ出ていた。

 副学長は"元"検事であり、今は"民間人"である立場を踏まえていた。

 理事長も学長も副学長も冷静に対応していたのは印象的だった。

 情報伝達に不備な点があったことは認めていたし、それは今後の課題だろう。

 

 日本のジャーナリストのレベルの低さを改めて知らされた会見だった。

 

 後でいくつかのニュース等をみると、副学長は「専門用語」を交えてと言っていたが、あんなものは専門用語じゃないだろう。単なるスラングだろう。ホント、レベル低過ぎだ。

 

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