名古屋では、現在「トライアローグ」という展覧会が開かれています。
本企画のリーフレット
トライアローグは文字通り「三者対談」で、横浜美術館、富山県美術館、愛知県美術館の3公立美術館の共演です。昨年11月から今年の2月まで、横浜美術館でスタートしました。4月からは愛知県美術館で開催されています。
私は閉館間近の今日の午後、半年休を取り愛知県美術館へ行ってきました。
愛知県美術館地下入口
この展覧会では、いくつかの作品が撮影可能となっていて、「私的利用」が可能です。私の好きなパウル・クレーの作品もその中に含まれていました。
パウル・クレーのコーナー
「蛾の踊り」もそのひとつです。
パウル・クレー「蛾の踊り」(1923)(愛知県美術館)<リーフレット>
ただ、何といっても近代絵画がテーマですので、あまりに抽象的な絵画には私は着いていくことができません。こんな作品になると、「ウーッ、オーッ」という感じです。
ジャクソン・ポロック「無題」(1946)(富山県美術館)<リーフレット>
それでも、ピカソやムンク、マティスなどは普段から見慣れているためか、安心して鑑賞できました。
メレット・オッペンハイムが人工毛皮、スポンジ、グラスを用いて100点作製した「りす」のうち2点は日本にあり、それぞれ横浜美術館と富山県美術館が所蔵しています。その2点が「ご対面」でした。
また、私の好きなマックス・エルンストの作品が3美術館からそれぞれ1点ずつ提供されていました。
作品数は123点で、結構疲れます。私にとっては70点が限界で、13時に入感した私は途中30分ぐらいティータイムをとり、美術館を出たのは17時30分でした。
名古屋では6月27日に終了し、その後11月20日から来年1月16日まで富山県美術館で開催されます。とにかく展示作品数が多いので、時間的余裕を持っていかれることをお勧めします。
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