マリアノ・フォルチュニ in 東京 | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 7月下旬、午後からの会議のため東京へ出張しました。

 会議は東京駅北口(日本橋口)から近いビルで行われるのですが、私は道中、半分以上の時間デッキで立っているため、名古屋/大阪方面の自由席(2号車)に乗りますので、会議場へ行くには遠い席です。しかし、東京駅から有楽町方面へ行くには便利です。

 

 ということで、下車後、東京駅の売店で昼食用のサンドイッチを買い、はとバスの待合室でパックコーヒーを買ってトコトコ南下しました。そして行った先は・・・

 

 そう、いつもの三菱一号館美術館です。

 

 ここで開催されていたのは「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」で、デザイナーとしてだけでなく、絵画、文筆など多彩な能力を発揮していたマリアノ・フォルチュニの展覧会です。

 

 この前の企画にも来館していた私はリピーター割引で入ることができましたが、4企画連続で来ていますので、むしろ会費を払ってサポーターになった方が得な気がします。(笑)*

 

*笑いごとではなく、次回の「印象派からその先へ」(10月30日~2020年1月20日)(名古屋で既に観た)が終わった後、サポーターになろうかとも思っています。ただし、オリンピックがあるので、東京へ出張する機会が減る可能性もあり、迷い中です。

 

 展示室の入口に「みどころガイド」が置いてあったので1部取って参考にしました。

 

 途中、撮影可能コーナーがありました。部屋のどこからでも写真が撮れるわけではなく、一人分くらいの小さな区画が設けらえていて、そこから撮影するのです。

 

 フォルチュニは絵画もたくさん描いています。

 私の一押しは「アンリエット・フォルチュニ」で、モデルはフォルチュニの妻「アンリエット」です。

 

 私が行った時点での人気投票第1位はこの「ワーグナーのオペラ『バルジファル』よりクンドリ」でした。私は上の絵の方が落ち着いていて好きなのでそれに投票したのですが、好みの問題ですから・・・

 

 ハイライトはなんといっても服飾のデザインです。フォルチュニの考案したデルフォスにより、女性はコルセットから解放されたそうです。

 

 じっくり見るときりがないのですが、午後からは会議なので12時少し過ぎに切り上げ、外に出ました。

 

 三菱一号館美術館には立派な中庭があります。

 

 この中庭へは昼休みになると、あちこちのオフィス等から人が集まってきます。

 そしてベンチに腰を下ろし、同僚と、友人と、あるいはおひとり様でランチタイムです。

 

 私も彼らの真似をして、この美術館へ来る前に買っておいたサンドイッチとパックコーヒーでランチにしました。そう、有楽町で働くサラリーマンのような顔をして(笑)。

 

 その後、出張目的の会議に出たのです。

 

 この展覧会は10月6日まで開催されています。他会場への巡回はなさそうです。

 

 そうそう、9月1日のEテレ「アートシーン」で紹介されました。これから入場者数は増えそうです。その前に行っておいて正解! でした。

 この企画と言い、東京藝大美術館と言い、私の美術館選択は悪くないかも(笑)。

 

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