浅井忠 in 名古屋 | (新)なごやん

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 私の1月は、まるで美術館月間でした。名古屋4か所、東京2か所で、結構疲れます。

 

 そのひとつ、浅井忠の展覧会です。

 

 近代日本の洋画史に大きな即席を残した浅井忠ということで、私の「資料室」を覗いたら・・・ありました。1979年発行の切手「近代美術シリーズ」の「収穫」です。

 

 行ったのはヤマザキマザック美術館で、タイトルは「浅井忠と近代デザイン」展です。

 

 現在は東京国立博物館(トーハク)が所蔵する「高野コレクション」や京都市美術館、千葉県立美術館といった施設からの作品がたくさんありました。美術の教科書で見たことがあるような作品も・・・

 

 1900年から1902年、フランスにいた浅井はフォンテンブロー、グレーといった地の絵画もたくさん描いています。この頃、浅井はアール・ヌーヴォーのデザインに興味を持ったそうです。

 

 そして、展示はアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックアルフォンス・ムハミュシャ)、アルフレード・ミュラーといったアール・ヌーヴォーのポスターへと続きます。

 

 更に、浅井がデザインした工芸品も多く展示されていました。

 

 作製された工芸品の下絵もいくつかありました。

 

 ガラス細工、陶器なども数多く展示されていて、見応えがあります。

 

 この美術館の図録は写真の質もよく、簡潔で読みやすく、なおかつ¥300(税込¥324) と安価ですので、私はいつも買っています。

 

 この展覧会では全部で118点の作品を前後期に別けて展示してあり、私が行った後期では約80点の展示でした。

 

 ヤマザキマザック美術館は東京の三菱一号館美術館同様独自に展覧会を企画するので、他美術館への巡回はありません。今月17日まで開催されています。残り10日間です。

 アール・ヌーヴォーはファンの方にはおすすめです。

 

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